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内容説明
半分ヒトで半分チンパンジーの「ヒューマンジー」チャーリーは高校に入学したばかり。
両親は平和な学園生活を送ってくれることを願っていたが、チャーリーは「動物開放」を掲げるテロ集団・ALAに目を付けられてしまう。
チャーリーと仲良くなった同級生のルーシーは、チャーリーを学園生活になじませようと奮闘する。
しかし、ALAはチャーリーを仲間に引き入れようと画策し、周囲の人間からチャーリーが孤立させるため、学園を揺るがす「最凶の事件」を起こす。FBIや周辺住民などから一層注目を集めてしまうチャーリー。そして、「最悪の事態」が起きてしまう。チャーリーやルーシー、そして周囲の人たちを巻き込み、世界は大きな変化を見せる!
「このマンガがすごい!2022」や「マンガ大賞2022」など、数々の賞などにランクイン&ノミネート!
「テロ」「炎上」「差別」など、ヒトが抱える問題に、ヒト以外のチャーリーが対峙する話題作。
作品集『パンティストッキングのような空の下』が「このマンガがすごい!2017」(宝島社)のオトコ編第4位にランクインし、話題になった漫画家・うめざわしゅんによる連載作品第4巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koichiro Minematsu
27
チャーリーに迫る危機2022/05/04
りらこ
22
テロリストの蛮行はどんどんエスカレートしていく。自分勝手な理念が狂気だ。しかし権利がないという存在は、モノとなってしまい、所有物となるわけなの。1人に対しての特例もなく15年以上放置ということ自体がまずいんじゃないの。チャーリーの兄弟現わるる。2023/04/28
トラシショウ。
22
「それは解んないな。逆に訊くけど・・・君がヒューマンジーである事は、君自身から切り離せる事なの?チャーリー」。バートとハンナ、二人の聡明で心優しき養父母をALAに惨殺されて姿を消したチャーリー。彼への責任を感じるルーシーは、老警官フィルの判断を支持する。FBIはファイアアーベントがその主犯ではない事を掴むが、更なる非人道的な殺人事件を引き起こした人物が陰で動いている事は未だ知られておらず・・・。皆書いてるとは思うけど、やはり終盤の衝撃の展開には度肝を抜かれたな。ここからどう転がすのか(以下コメ欄に余談)。2022/05/07
小鈴
17
Twitterで面白いという感想を見たことがあったので本の存在は知っていたが、一巻無料で読んだらひきつけられるものがあり、最新刊まで読んでしまった。チンパジーと人間の合の子ヒューマンジー。さーてどうなりますか。若干既視感があるのは、一昔前なら、超能力人間の人権問題などあったからかなぁ。環境問題運動家のテロ物語はパームにもありましたよね。とはいえ、そのタイプの物語にあてはまらない部分もあるし。2022/04/24
ふじ
11
とりあえず4巻まで。人間とチンパンジーのあいのこ、ヒューマンジーをめぐる物語。人間の優位性とは?今の常識を疑いながら読むマンガなので、とても頭を使う。ゆっくりしか読めない。第二次性徴で変わりゆく力。両親があっさり退場、からの、お兄ちゃん登場。歴史を先に進めたい、動物愛護組織のボスの真の思惑は。まだまだスリリングに話は続く。2024/02/13