双葉文庫<br> おんな与力 花房英之介 : 1

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双葉文庫
おんな与力 花房英之介 : 1

  • 著者名:鳴神響一【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 双葉社(2021/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575670455

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内容説明

江戸中の町娘を美貌で虜にする総髪の新米与力、花房英之介。剣も達者で才気煥発、北町奉行所の期待を一身に背負う英之介には口が裂けても明かせぬ秘密があった――真の名は花房志乃、花も恥じらう十八歳の乙女なのである。五年前、暴れ馬に蹴られて死んだ双子の兄に成り代わり、その遺志を継ぎ男として生きる道を選んだのだ。女心を押し隠し、凛として悪に立ち向かう!! おんな与力の痛快裁きが冴え渡る新シリーズ第一弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

89
この本を手に取ったのは、おんな与力というタイトルに惹かれたからです。シリーズ1作目。字の大きさは…小。江戸北町奉行所の与力・花房英之介は、女であるが男として活躍する物語です。双子の美しい妹・志乃が、いまは亡き英之介になって難事件に挑んで行きます。ときには、美しい辰巳芸者になります。鳴神さんの本を読むのは初めてです。読んでいると、少しぎこちないように感じるし、所々に硬い説明が入る。そして3件の事件が起こりますが、どれも解決しません。色々ありますが、これは、次作を読むしかないと思ってしまいます。🌿続く→2021/07/05

とし

84
おんな与力 花房英之介 1巻。初読みの作家さんです、おんな与力?のタイトルに惹かれて・・・辰巳芸者になったり、北町奉行所で新米男装の与力になったりと面白いですね。2021/12/15

海猫

76
男装の女剣士的なものを扱った時代小説は好みなので、出来るだけ読むようにしているが、これはかなり手応えのある作品。主人公の与力・花房英之介が実は18歳の乙女。誰にも明かせない秘密なものの、時折バレそうになったりする。女に戻って芸者の姿になって捜査したり。期待している展開をやってくれるから、かなり楽しい。ストーリー上の必然性を作り込んでやっているので、興が乗る。事件が最悪の状況になったところで、1巻が終わってしまった。解決編は次巻に持ち越し。1巻ではまだ受け身気味だった英之介の、痛快な活躍に期待して2巻待ち。2021/04/13

坂城 弥生

52
ちゃんとした役職持ちが主人公の時代小説は初めてだったので、役職の説明が欲しい!次々色んな役職が出てきて、ちょっとパニック。後で調べてみよう。 内容は面白いけど、この巻ではスッキリ解決した話しがないので、次巻を購入して読みたいと思います。親友が捕まったとこで終わっちゃったから気になる。2021/04/15

はつばあば

47
海の物とも山の物ともわからんコロナの予防接種。その予防接種に匹敵?する本は無かろうかと。この本をお供に連れて行きました(#^^#)。遠山の金さんが好きな私にはこれもいいねぇと。双子の兄に変わり妹が与力に。胸に晒しを巻いてなんたる健気な・・。与力ですから刑事さんみたいなものですが・・江戸時代責め苦がハンパ無さそう、そして黄門さんじゃないが「そちもワルよのう」の類がうじゃうじゃいそう。引きずる事件が2個も3個も。さて次巻で一気に片付くか・・それとも帯裏に載っている「おいらん若君、徳川竜之進」とリンクするのか。2021/07/09

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