双葉文庫<br> おんな与力 花房英之介 : 3

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双葉文庫
おんな与力 花房英之介 : 3

  • 著者名:鳴神響一【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 双葉社(2021/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575670783

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内容説明

町娘を虜にする美男与力・花房英之介。頭脳明晰、剣も達者な英之介の正体はなんと、十八歳の乙女――死んだ兄に成り代わって生きる花房志乃なのだった。命懸けの秘密を胸に北町奉行所で活躍する英之介は旧友から、寺社奉行の家臣である夫が何事かに思い悩み命を落としかねないとの相談を受ける。友を救うべく英之介は、娘姿になりを変え、寺社役付同心に探りを入れると思わぬ事実が明らかに。だが探索を進めるうち、裏で渦巻くどす黒い陰謀に巻きこまれていき……!? 華麗に痛快、大好評シリーズ第三弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

78
志乃18才は、5年前に兄英之介が亡くなった時に、女である志乃を葬り男である英之介として生きて行く道を選びます。花房英之介は、見習い期間を終え、北町奉行所の当番方与力として奉職しいてます。この物語は、女であるが男として生きて行く道を選んだ与力英之介の活躍を描いた物語です。此度は、英之介を慕う美緒からの依頼で、下総関宿城主で寺社奉行・久世出雲守広明の御用人役の宮原弥十郎の苦悩を取り除くために調べて行くと、盗賊の首魁である忠兵衛が谷中感応院の子院、養昭院を使って裕福な女たちをもて遊ぶ悪だくみを見つけて…。続く→2021/12/09

海猫

70
まだシリーズ3作目だけれども、すでに馴染んだ感じがしてスイスイと読めた。1巻と2巻でのセットアップが的確だったのも、効いているように思う。旧友の相談事を調べていったら、だんだん黒い陰謀が見えてくる展開が興味深い。特にこのシリーズのお楽しみは、英之介が芸者や町娘、女武芸者に変化する趣向。主人公は一人なのにいくつもの顔を見せるので、華やかな雰囲気がある。終盤は強敵と派手な立ち回りもあって、サービス的にも死角なし。明朗で痛快な勧善懲悪なので、スッキリと読み終わる。この調子で続きがどんどん出ることに、期待したい。2021/10/19

読書好き・本屋好き堂

3
シリーズ第3弾。 美男与力・花房英之介は、志乃の時の旧友から、寺社奉行の家臣である夫が何事かに思い悩み命を落としかねないと相談を受ける。英之介は、今度は娘姿になりを変え、探りを入れる! 友のために危険を顧みず、真相を暴こうとする姿がカッコいい😆 ちょうど読み終わって、家に帰ると予約していた最新刊が届いていました✨早速続きが読める😆ナイスタイミング✨ でも最終刊らしい😢どんな結末で完結するのか?!楽しみすぎます🎵2022/04/18

ICHI (atomic)

2
美緒から、新たな相談を受けることになった英之介。美緒の友、滝代が夫の宮原のことで悩んでいるらしい… 三者で雪月花…良いね〜粋だね。また浮雲花魁には会う機会があるだろうとは思ったけど役目の話…アレはそれに対する意趣返しか?2024/04/06

HASE, Moto

2
亡き双子の兄・英之介の代わりに男として生きてきた志乃。町奉行所の与力が実は18歳の乙女であることは決してバレてはならない秘密だ。江戸の町にうごめく悪に気付けば、それが町方の管轄外の犯罪であっても、英之介=志乃は黙っていられない。 亡き双子の兄・英之介の代わりに男として生きてきた志乃。町奉行所の与力が実は18歳の乙女であることは決してバレてはならない秘密だ。江戸の町にうごめく悪に気付けば、それが町方の管轄外の犯罪であっても、英之介=志乃は黙っていられない。2021/10/20

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