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内容説明
「この芸能界（せかい）において嘘は武器だ」 芸能科のある高校に進学した双子の兄妹、アクアとルビー。ルビーは、既に芸能界で活躍する同級生らを目の当たりにし、焦りを感じつつも…アイドル活動の準備を始める!! 一方、アクアはネットドラマ出演時のプロデューサーに誘われ恋愛リアリティショーへ出演する事に。芸能界の“リアル”とは…!? “赤坂アカ×横槍メンゴ”の豪華タッグが全く新しい切り口で“芸能界”を描く衝撃作…第3巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
150
前巻を受けての恋愛リアリティーショー編。この手の番組は見たことないんだけれど、こういうもんなんだろうなあ、と納得させられるパワーがある。ふとしたことで炎上、出演者が追い詰められて自殺未遂と、際どいテーマを扱い昇華していることにも感心した。このままズブズブの泥沼にはならず、逆転劇を仕込んでいるのは、さすが。この巻も面白かったが、この先さらに本格的な展開が待ってそうで、期待している。2巻、3巻はアクアがメインであったが次辺り、ルビーが本腰上げて動くのか？そこらへんも大いに楽しみだ。なんにせよ早く次巻読みたい。2021/03/16
ゼロ
87
第3章「恋愛リアリティショー編」開幕。アクアが役者として、「私たち目線の今ガチ」に参加。恋愛リアリティーは、演出はあるものの、やらせは少なく、素の自分が出るので諸刃の剣になる。黒川あかねは、共演者の鷲見ゆきの顔を傷つけて、ネットが大炎上。この描写はリアルで、演者が塞ぎ込み自殺未遂をしてしまうのも恐ろしい。その状況をアクアは利用し、仲の良い姿をSNSに上げ、自体は収束。現実はギスギスしたままだと思うが、この作品はフィクションだ。またあかねが、アクアの好みである星野アイを演じ、二人はキスをする。黒いアクア。2023/06/20
いおむ
58
嫁棚本。お、お、面白い！ちょっと読み出したら止まらない～。2022/08/21
Nat
58
やはりAmazonでポチッと大人買いしてしまった。ルビーのユーチューバーのぴえヨンとの特訓が楽しい。アクアは恋愛リアリティーショーに出演とそれぞれ芸能界に足を踏み出して行く。黒川あかねの才能が凄い！でも私は有馬かな推し。2022/08/06
トラシショウ。
36
「Dは今いくつですか？」「35だけど」「あかねは17だ・プロだろうと何だろうと、17歳なんて間違いばっかのクソガキだろう・大人がガキ守らなくてどうすんだよ」。母である星野アイを殺害される方向へと導いた芸能界に潜む黒幕を探る為、アクアが参加した恋愛リアリティショーを巡る顛末。ネット炎上のメカニズムの解釈が物凄く解りやすく描かれていて、如何に視聴者が容易く流される移ろいやすい代物なのかを的確に炙り出しているのに感心。しかし終盤のアクアの決断は後々面倒な事になりそうなんだけど、どうするのか(以下コメ欄に余談)。2021/02/24
