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内容説明
「この芸能界（せかい）において嘘は武器だ」 地方都市で、産婦人科医として働くゴロー。芸能界とは無縁の日々。一方、彼の“推し”のアイドル・星野アイは、スターダムを上り始めていた。そんな二人が“最悪”の出会いを果たし、運命が動き出す…!? “赤坂アカ×横槍メンゴ”の豪華タッグが全く新しい切り口で“芸能界”を描く衝撃作開幕!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
149
単純にアイドルを描いたマンガかな？と思って読んでみたら、ひたすら先の読めない展開に翻弄された。もちろんアイドルものとして面白いが、お話中登場する双子が転生者であったり、ドラマ展開ではアイドルって何？母親の愛って何だろう？といったテーマの掘り下げがあったりで、作品を面白くする要素の盛り込みよう、意表を突いてくるストーリーなど、久々にもの凄い始まりの第1巻を読んだ気がする。2巻以降の波乱もちゃんと予感させる内容ではあるが、では2巻の話がどうなるのか予想がつかない。良い意味で作品の狙い目はっきりせず、続刊期待。2020/07/18
なっぱaaua
58
評判良くて読んでみた。ナニコレ、滅茶苦茶面白いんだけど。表紙だけみればバリッバリのアイドル漫画に見えるけど、転生モノで、復讐劇でもある。間に挟むインタビューがこの１巻がプロローグである事を示す。表紙のあの娘があんな事やこんな事になっちゃうんですよ。タイトルの「推しの子」とはそういう意味だったか。重曹を舐める天才子役の有馬かなもモブでは無さそうだし、双子とかなと監督が芸能界をどう渡っていくのだろうか。次巻も大変楽しみである。壱護社長、元経営者になってた。可哀そうすぎる、復活はないんだろうか。2020/12/05
眠る山猫屋
53
アイドルの極秘出産に手を貸した医師が殺され、そのアイドルの子(双子のうちの一人)として転生する・・・というトリッキーな冒頭。転生者故に大人の知恵を隠し持ち、成長していく彼ら。そう双子のもう一人もまた、前世の記憶を隠していて・・・。医師は単純なアイドルのファンだったわけではなく、複雑に過去が絡み合う。奪われた憧れや希望のための復讐劇が幕を開けた。ちょっと気になるプロローグ、少し追いかけてみたい。2022/01/17
海猫
52
2巻を読むために再読。いやあ、一冊だけでめちゃくちゃ内容が濃いわ。脳みそが揺さぶられる。やっぱり読み返して正解だったな。いざ2巻へ。2020/11/07
トラシショウ。
43
「君の幸せがそれだって言うなら従おう・だって君はどうしようもない程アイドルで、僕はどうしようもない程君の奴隷(ファン)だ」。宮崎で産婦人科医を営む「ゴロー」の元に、秘密裏の妊娠出産を求めて彼の敬愛するアイドルグループ・B小町の「星野アイ」が訪れる。内心の動揺を隠せぬゴローは悩んだ末にこれを快諾するが、それこそが彼と彼女を不可思議な形で結び付ける数奇な運命の始まりだった。うわぁ「推しの子」ってそう言う意味か!!赤坂アカと横槍メンゴの初タッグ作品は、良くも悪くもその期待値をぶっちぎる怪作(以下コメ欄に余談)。2020/07/24
