文春文庫<br> 旅仕舞 新・酔いどれ小籐次(十四)

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文春文庫
旅仕舞 新・酔いどれ小籐次(十四)

  • 著者名:佐伯泰英【著】
  • 価格 ¥800(本体¥728)
  • 文藝春秋(2021/04発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167913069

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内容説明

文政8年冬。小籐次一家は、おしんの従妹のお鈴を伴って丹波篠山から江戸へと戻った。小籐次は不在の間にたまった界隈の研ぎ仕事に精を出す。

そんな折、十一代将軍家斉の念願だった日光社参が延期になった。凶作で治安が乱れたためだが、例幣使街道で凶悪な押込みを働いた杉宮の辰麿一味が江戸に潜り込んだとの情報が、秀次親分からもたらされた。そしてその探索に協力してほしいと小籐次にいう。

その直後、畳屋の隠居夫婦が惨殺された。隠居は殺される直前に居酒屋で謎の女と言葉を交わしていたらしい。続いて古筆屋が襲われ、こちらは大金も奪われ、一味の仕業と思われた。

調べの結果、辰麿一味は南町奉行所に恨みを持っているらしく、次なる標的は久慈屋とも想像できた。小籐次は久慈屋の危機を救うべく、辰麿一味と対決する。

緊迫の展開のシリーズ第14弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

156
安定の・・でしたが、そうか・・久慈屋を狙うかぁ💦小籐次も少しずつ老いて、そろそろ大団円なのかなぁと。そんな気持ちになりました。駿太郎の実の親の墓参りでお酒を飲む場面はちょっと胸が熱くなりました。事に来月又、会えますよ~!2019/07/20

KAZOO

114
今回は、丹波篠山への旅の決着をつける話が中心でした。以前にこの主人公が退治した悪者の身内が敵を討とうということで江戸に乗り込んできます。その目的を気取られないように商家を襲います。最後はいつも通りで安心して読めますが、もうそろそろこのシリーズも終了近いのでしょうか。8月に続巻が出ます。2019/07/12

初美マリン

108
いつものように颯爽と強盗団を捕まえる、周囲の人々と和気あいあいとしながら。2020/02/16

やま

102
酔いどれ小籐次33作目「新・酔いどれ小籐次」(第二期)14作目 2019.07発行。字の大きさは…大。 このシリーズは、毎回楽しみにしています。 今回も、読みやすく、面白かったです。 老中・青山下野守忠裕の国元 丹波篠山から江戸に帰り、例幣使杉宮の辰麿一味を捕縛するまでです。 12才の駿太郎がどんどん成長して行きます、本当に頼もしく、すごく良い子に育っています。今後の成長が楽しみです。2019/08/28

とし

87
新・酔いどれ小籐次「旅仕舞」14巻。江戸に戻った小籐次さん、ゆっくり休む暇も無く次々多忙な日々が退屈しませんね、空蔵が期待するような派手な活躍はなかったが・・・何はともあれ無事に旅じまいの報告が出来て良かったです。2019/08/04

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