文春文庫<br> 椿落つ 新・酔いどれ小籐次(十一)

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文春文庫
椿落つ 新・酔いどれ小籐次(十一)

  • 著者名:佐伯泰英【著】
  • 価格 ¥800(本体¥728)
  • 文藝春秋(2021/04発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167910969

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内容説明

敵は人か物の怪か? シリーズ第11弾!
伊勢参りで出会った三吉が、強葉木谷の精霊と名乗る謎の相手に付け狙われた。三吉を救うため、小籐次と駿太郎は死闘を繰り広げる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

158
伊勢参り道中で知り合った三吉の父親が殺され三吉が『強葉木(つばき)谷の精霊』一味に連れ去られる事件と、旧藩の厄介事が舞い込み、相変わらずの忙しさ。小籐次も50過ぎなのに降りかかる火の粉が多過ぎです。しかし、息子・駿太郎は逞しく賢く強く成長して、行く末もおぼろに見え隠れしてきた。そろそろ大団円に向かうのでしょうか。次巻もすぐに読めるのは嬉しいところです。2018/07/21

KAZOO

113
久方ぶりの酔いどれシリーズです。今回は伊勢参りでであった子供や犬の話が出てきます。子供の父親がどうしようもない飲んだ暮れで子供を売ってしまおうとしたりする話が出てきます。主人公の義理の息子も強くなって独り立ちできそうな感じになっています。今回の悪玉は妖怪のような感じでかなり強そうでしたが、最後はやはり・・・・・。いつもながら楽しめました。2018/10/24

とし

100
新・酔いどれ小籐次「椿落つ」 11巻。駿太郎さん、成長してますね、それにしても強葉木の精霊の登場には少しびっくりかな。2018/08/03

初美マリン

76
やはりみんなが誉め称えるヒーローだから、水戸黄門のような面白さかな❓読み続けるのは。2018/10/19

TakaUP48

46
「椿の花が首から、すとんと地面に落ちて落椿になる夢だった」の一文を読んで、浮かんだのは映画「椿三十郎」の椿がぽつんと落ちて流れる場面。白黒映画なのに、何故か赤色に見えたのを覚えている。まさか強葉木谷の精霊のまやかしでは…。姿の見えない怪しい精霊卑弥呼を、小籐次、俊太郎とシロ、クロスケで退治し、掠われていた三吉も無事に救出。望外川荘ではクロスケが家族に加わり、父を亡くした三吉は畳職人へ見習い小僧として入ることに。旧藩主を悩ました采女の後片付けをし、付き人だったいつきは長崎屋の奉公に納まり…やれやれでした。2021/08/24

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