内容説明
清霞の両親が住む別邸からの帰りを敵に狙われた美世。 何事も無かったものの、美世は日中を清霞の職場である屯所内で過ごすことに。だけど紹介された女性軍人、薫子と清霞の仲の良さに美世の心は揺らいで……?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
菅原孝標女@ナイスありがとうございます
167
続きが気になって2日で読んでしまった〜!かなりハラハラしたし、胸がぎゅうっとなることも多い巻でした。しかもまだまだ不穏なまま。薫子も憎めないしなにより美世ちゃんがいい子すぎる、本当に早く幸せになれ( ´˘` )2022/07/28
蒼
167
美世が少しづつ自分を肯定して、それにともなって強くなっていく様は読んでいて気持ちよかった。十数年にわたって虐げられ蔑まれて硬く縮こまった心が、愛され必要とされる事で柔らかく解けて行き、護られるだけではなく護ろうとする。と同時に美世の心は清霞の心にも熱い血を注ぎ込んでいく事に。早く二人の幸せな日々を読みたくて仕方ない。2020/09/17
mariya926
146
勝手に4巻でラストだと思い、どう終わるのか楽しみにしていましたが、まだ続きますね…。婚約者だけど、淡い恋愛関係を楽しんでいますが。美世のウブさは、男性としては心奪われてしまうんだろうなぁ。美世がもっと異能を極めて活躍するかと思ったら、まだまだですね~対決する時に一気に開花しそうですが!新も大丈夫か気になるし。初の友人もできましたし、来年の春の結婚に向けて少しずつ成長していっています。毎日10分ずつ読むのが至福の楽しみです♡2020/10/23
オセロ
136
シンデレラストーリーから一変して、夢見の異能に目覚めた美世を異能心教と巡る争いへ。異能心教の始祖・甘水直は美世の母の婚約者候補の一人と、美世とは切っても切れない関係で。そんな彼の知覚を歪めるという強力な異能でしたね。また、男女平等が謳われる現代と違って、明治・大正時代では当然だった男尊女卑の問題にも切り込むのは女性主人公ならではのものだったなと。次巻も楽しみです。2023/07/29
bookkeeper
120
★★★★☆ 初読。特務小隊の基地内で警護される事になった美世。お付きとなった女性軍人の陣之内薫子は清霞のかつての婚約者候補…美世の心に細波が立つ。さくさく読み進められるシリーズ第4巻。にこやかでさばけている薫子さんと敵の甘水のキャラの魅力で楽しく読ませてくれる。規律を叩き込まれた軍人の基地で、汚れ放題の給湯室ってアリなのかなとか、これまで良いヤツ揃いの印象だった特務小隊で急にヤな感じのどろどろ要素入って来たなとか…考え始めると気になるところはあるんだが、楽しく読める。中心の2人の存在感が薄くなっていく…。2024/03/17
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