出版社内容情報
『万葉集総索引』で名を知られる国文学者の学問の深さと広がりを、地元に残された文章などによって明らめる。第2巻は、備前焼探究、歌人・儒者の伝記、近世和歌史講義など。
【目次】
内容説明
万葉集総索引をはじめ縁の下の力持ち仕事で知られる国文学者の学問の広さと深さを展望する。第2巻は、地元岡山の歌人・儒者たちの研究、近世和歌史講義、備前焼への愛着。(全2巻完結)
目次
1 備前焼探究(閑谷焼窯跡を掘る;桂又三郎君に帽子をぬぐ;久郷さんの思ひ出;古備前のよさ・新備前のよさ;陶秀山本君に与ふる書)
2 歌人の著作(木下幸文物語―著書を中心に;菅沼斐雄歌集に就て;僧澄月の家集と高橋正澄の家集;土肥経平の著書ども)
3 儒者の伝記(南条淡庵の応兵記;焚余稿と常山楼集;先君子与仲龍書;大丈軒譜は談る;閑話雑録)
4 講義原稿(愛国百人一首物語 近世篇;近世和歌史 一〔賀茂真淵〕;近世和歌史 二〔賀茂真淵の門人たち〕;近世和歌史 三〔平安和歌四天王〕)
著者等紹介
小川剛生[オガワタケオ]
1971年、東京都生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程中退。現在、慶應義塾大学教授。専攻、中世和歌史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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