日経文庫
債権回収の進め方

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  • サイズ B40判/ページ数 224p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784532111137
  • NDC分類 324.4
  • Cコード C1234

内容説明

ビジネスは売掛金や賃金といった債権を回収することによってはじめて成立します。債権回収の法的知識は法務担当者から営業担当者まで、多くの人にとって重要なものとなっています。本書は、信用不安情報をキャッチした際の初期動作から、時効消滅を避ける方法や倒産手続まで、実務に即して徹底解説します。関係する法律の改正、回収手法の多様化、担保対象の変化などに対応し、債権回収の実情を踏まえた内容です。

目次

1 債権回収の心構え
2 債権の強制的実現
3 平常時に取得する担保・保証による回収
4 緊急時の債権回収
5 不誠実な債務者などへの対応
6 債権を消滅時効から守る
7 倒産手続と債権回収

著者等紹介

池辺吉博[イケベヨシヒロ]
1954年三重県津市生まれ。78年京都大学法学部卒業、丸紅株式会社入社。審査部配属。85年から法務部所属。法制審議会担保執行法制部会臨時委員(2001~03年)。法制審議会動産・債権担保法制部会臨時委員(2003~04年)。現在、丸紅株式会社法務部副部長兼コンプライアンスチーム長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鳩とほっとしょうが

3
実務で必要を感じて入門書を読んでみる。概念ではなんとなく理解できても、実務と結びつかないと相談を受けたときに自信を持って回答できない。勉強の積み重ねの差を感じることが多いこの頃なので、腐らずに目を背けずにこつこつ続けたい。営業担当者と法務部長・法務部担当者の対話形式の部分がもっと多いと嬉しかった。2025/07/11

takizawa

1
担保法,民事執行法,破産法を普段とは異なる側面から勉強するのに役立つ。債権回収の実効性を念頭に置いているので,新しい判例が出れば採るべき行動も変わってくる。普段の勉強では判例の理論的批判がメインになってくるが,実務的な観点から論点を復習できるのは良い経験になった。2010/02/08

ドッグマスター

0
実務を経験しているからこそ書けたという感じがした。解説も分かり易く勉強になった。やはり保全確保の内容や意義をを理解して当初より交渉しなければ。2010/11/30

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