内容説明
五道佳斗の父に対異特務小隊に誘われていた学生時代の清霞。夢と任務の狭間で起きた事件とは……軍人として生きる清霞の原点と「土蜘蛛」との因縁が明らかに。さらに美世と清霞の新婚生活をえがいた短編を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
121
先代隊長だった五代の父親が亡くなった事件。大学生だった清霞は、このまま家業の妖魔討伐の任に従事するのかと、五代の父親に問われ。一時距離を取って自身を見つめ直すように遠ざけられた。それをよく理解できずに不貞腐れていた清霞だったが、五代の父親が亡くなる騒動で自身の道を決める話。コレは近々復活するかもしれないな。その後は、短編集だったが。書き下ろしの「愛の証」と「親睦会」以外は婚前の話で、ちょっと時期が前後してたりするので迷ったが、、砂糖はメッチャ吐いたぜ、、一時、コーヒーはブラックで良いな。←元からブラック派2024/03/15
mariya926
105
久々の甘々きゅんきゅん。短編過ぎるのがちょっと多かったけど、思わずにんまりと微笑んでしまいます。なぜ冷徹になってしまったのか、美世と出会ってどう変わったのか?ただ実際には少女漫画のようなストーリーで、現実にはこんな男性はいませんが、たまーにこんな世界を堪能するのにはいいですヾ(*'∀`*)ノ♡まだまだ続きが読みたいです。2024/04/13
はなりん
78
短編集でした。最初の1編は、土蜘蛛にまつわる過去のお話。清霞が学生の頃、五道父との交流や関係、軍属になるきっかけ、五道父の死に纏わるお話で、隊長となった今となってわかる五道父の想いが温かく切ない。残りの短編は清霞と美世の甘く楽しいお話や脇キャラ達を深掘りした感じのお話。本編はシリアスよりなので、事件なくキャラ達の日常のやり取りを楽しめました。2024/07/28
まりな
55
大好きなシリーズ八巻目。前巻の最後に不吉な予感で終わった「土蜘蛛」の存在。序盤はその土蜘蛛を固い封印するに至った経緯と、土蜘蛛討伐の際に命を落とした五道や仲間を救えなかった激しい後悔の念から、対異特務小隊に入り軍人として生きていくことを決めた清霞が描かれている。清霞がカタブツである理由が分かり、余計に美世と出会えて良かったと思う。祝言を終えた2人のその後はそれはそれは甘い。戦闘シーンではカッコいい清霞が美世の前では骨抜きになる様子が可愛く思える。映画もアニメも観たけど、この世界観は小説で味わうのが好きだ。2024/03/16
よっち
54
大学に通いながら対異特務小隊の任務を請け負っていた清霞の過去と、美世と清霞の新たな生活の物語のエピソードを描いた短編集。五道佳斗の父に対異特務小隊に誘われていた学生時代の清霞。軍人として生きる清霞の原点と土蜘蛛とのなかなかほろ苦い因縁に、美世と清霞の新婚生活やいくつかの日々のやり取りを描いた短編という構成になっていて、先代隊長の結末は後々まで尾を引きそうな重い呪縛となっていたように思いましたが、一方で時系列こそやや前後するものの、美世と清霞の甘いエピソードもたくさんあって、十分に堪能することができました。2024/03/14
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