白竜HADOU 19

著者名：天王寺大【原作】/渡辺みちお【作画】

日本文芸社（2020/08発売）

• ISBN：9784537142778

内容説明

至高のピカレスク劇画「白竜ＨＡＤＯＵ」第１９巻!!
利益向上のため、老人を騙し生命保険の違反販売をするという巨悪の所業を描く「謀略企業」編!!
その実態に目を付けた白竜が、西関新聞の上条凜に情報をリークし記事となるが、日本郵民のトップである倉本は、まだ騒ぎが少ないうちに、たんぽ生命株の売り出しを早めた。
そんな巨大企業を相手に、白竜が驚天動地の知略を巡らす!!
是非ともお見逃しなく!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[笠]

3 かんぽ生命の不正契約問題。本丸の秘書や部下をハニートラップにかけて決定的な証拠となる録音データを手中に収める白竜。なんか、同じようなパターンを前にも見た気がするが…。新聞や雑誌の記者をけしかけてメディアを利用するのも散々見たパターンだし、その記者が大抵美人なのも同じ。ターゲットとなる社長などの権力者のタイプも類型的な悪役。テーマは社会派で面白いんだけど、ドラマ部分にもうちょっと工夫が欲しいよなぁ。まぁ、水戸黄門と同じでパターン化していることで安心感を得ている読者が多いのかもしれないけど。

2023/05/30