内容説明
古より怪異と隣り合わせの町・広島県巴市。
巴市役所の「危機管理課特自災害係(通称もののけトラブル係)」に採用された、
出雲の高名な陰陽師一族出身ながら、少し訳ありの黒髪美青年・宮澤美郷と、
幼い頃に在野の天狗を名乗る男に拾われ、フリーの山伏となった
金髪・緑銀眼の熱血系イケメン・狩野怜路。
いきなり同居することになった異色のふたりが、
現代に起こる怪異を華麗に、そしてお役所仕事に追われながら解決していくことに――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
48
紙本が溜まってきたのにkindle本に手を出そうとしている私を諫めたのはイケメン表紙に陰陽師と言う字。広島県にもののけ?って驚きましたが巴市の市役所に「特殊自然災害係」が。命名がいいですね。現在はミュージアムもできたそうですよ。それはさておき出雲の高名な陰陽師一族・いわゆるええとこのお坊ちゃんが金髪のヤンキー天狗に拾われて(^^;同居することに。お仕事はもちろんもののけ退治です。この二人育ちは違うし、いろいろありますが・・面白いと言えば語弊になりますがこういう友人同士って若いうちにつくれるっていいですね。2020/10/15
悠
23
おもしろい👍 美郷くんと怜路さん良いですね 蛇喰いの陰陽師と天狗眼の拜み屋 ん~~好きな世界観です😆 目に見える世界だけが真実ではない其処には人の愛情や憎しみや悲しみ妬み…業と言う何かが蠢いているのかも…それもなんだか怖いけどね(笑)続編出ているので読みたい本に登録しました。2人のこれからも、背景も気になるので早く手に入れて読みたいです!2024/04/16
てみさま
23
カズキヨネさんのイラストに思わず手に取ってしまい(←こんなのばっかり)でも、凄く面白かった。狗神退治で、皆んなの距離感が縮まったような感じとか。白太さんはペット化してるし。続きもまた読むぞ。2023/08/24
すがはら
21
小出し小出しで明かされる背景が色々。でも1巻でメイン2人の生い立ちの秘密が一通りは開示されたのはスッキリして良かったです。市役所のお仕事の描写が、もののけ案件を日常の風景に感じさせてくれます。ペット扱いの白蛇が最強で反則級に便利で心強い味方に見えますけど、もう毎回これでサクッと解決って訳にはいかないんでしょうか。この後に美郷の実家からの横槍とか出てくるか。このノンビリした雰囲気が続いて欲しいです。2023/07/16
彩灯尋
18
白蛇に取り憑かれている公務員(あやかし対策)と天狗眼を持った山伏。2人の過去が知れるストーリーが良かった。そして表紙の2人の見た目がとにかく良い。好き。2人のいざこざが解決したあとのストーリーも気になる。 2023/07/28