こどもSDGs なぜSDGsが必要なのかがわかる本

著者名：バウンド/秋山宏次郎【監修】

カンゼン（2020/07発売）

• ISBN：9784862555618

内容説明

このままでは地球があぶない!
未来のために考えるべきこと

未来を担うこどもたちに対し、SDGsと世界が直面する解決すべき問題、
そして私たちの生活との関連をわかりやすく解説。

SDGs(エスディージーズ)とは…
国連が決めた2030年までに世界の人々が達成しなければならない目標のことです。
この目標に無関係な人は地球上に1人していません。なぜSDGsを達成しなければいけないのか。
その答えは「このままでは未来の地球は立ち行かないほどの危ない状態」だからです。

本書では、未来を担うこどもたちに対し、SDGsと世界が直面する解決すべき問題、
そして私たちの生活との関連をわかりやすく解説。
専門的な言葉もやさしく説明しているので、大人にもわかりやすい内容になっています。

これからの世界を引っ張っていく今のこどもたちが将来的に理想の世界で暮らせるようにするためには、
今からさまざまな問題について考え、周りの人たちと話し合い、取り組んでいくことが大切です。
それが大人になったときにより良い未来をつくることに繋がるのです。

【 も く じ 】
はじめに このままで大人になったときに地球は立ち行かない
第1章 みんなの周りのさまざまな問題を理解しよう
第2章 国連が決めた世界共通の目標―SDGsって何
第3章 自分ごととしてSDGsを考えることが大事
巻末収録 SDGsの17の目標をもっとくわしく知る

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[涼]

http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/11/post-08c9eb.html 少しは理解できるようになったかもしれません。

2021/11/30

[(*'ω' *)@k_s]

図書館本～子どもが冬休みの読書感想文を書くために借りてきた本ですが…とてもわかりやすい！最近よく聞くようになったSDGs(持続可能な開発目標)、知っているようで、知らないことだらけでした。これからを生きる子ども達が、今から知っておかなければいけないことと、今からできることが丁寧に書かれています。内容は子ども向けですが、考え方とやるべき事は大人でも一緒。一人一人が継続していくことが大事。～構成3章＋付録～①私たちが抱えている問題②SDGsって何？③自分ができるSDGs④17の目標を詳しく知る～

2021/01/10

[yumiha]

CO2削減、プラ製品を使わない、廃棄食品を減らすなどなどの地球環境にやさしい暮らしがSDGｓなのだろうという思い込みは、あっさり打ち砕かれた。私の思って来たＳＤＧｓはほんの一部で、もっと広かった。SDGｓの17の目標には、経済格差やジェンダーの問題や児童労働などを考えることも含まれていた。こんな私を含めて日本のSDGｓ認知度はタッタの８％（2019年）なのだそう。うれしいのは「ナマケモノ（自覚たっぷりな私）にもできるアクション・ガイド」も収録されていたこと。こうやって皆さんにオススメすることもそのひとつ。

2021/04/19

[ゆみのすけ]

今年よく耳にした言葉「SDGs」。でも、その言葉の意味する取り組みが理解できていなかったので、本書を手にした。17の持続可能な開発目標をわかりやすく解説。貧困、環境問題、差別など世界や日本の現状を具体的なデータとともに示している。中でも日本の男女格差は先進国で最低レベルの世界121位というのは衝撃だった。また、これからの課題を「ソファに寝たままできること」「家にいてもできること」「家の外でできること」とできるレベルに合わせて明記していて、自分にもできることがある、身近なことからやってみようと思った。

2021/12/31

[501]

SDGsの大枠は掴めた気がする。こども向けだけあってSDGsの理念をおさえつつ、日常レベルで理解できるまでに噛み砕かれていてとてもイメージしやすい。

2022/01/07