中公文庫<br> 新装版 帰郷 刑事・鳴沢了

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中公文庫
新装版 帰郷 刑事・鳴沢了

  • 著者名:堂場瞬一【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 中央公論新社(2020/06発売)
  • 【Kinoppy限定】中央公論新社2025初夏の特大フェア ポイント40倍キャンペーン(~6/29)
  • ポイント 280pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784122068810

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内容説明

「刑事として生まれた男」VS「捜一の鬼」
堂場瞬一史上売上NO.1シリーズ第5弾!

新潟県警捜査一課長だった父が死んだ。葬儀の翌日、一人の男が了を訪ねてくる。殺人事件の被害者遺族である彼の目的は、父が遺した唯一の未解決事件の再捜査であった。遺品の備忘録に綴られた捜査への執念、犯人と名指しされた男の存在、そして謎の記号――。「捜一の鬼」と呼ばれた父を超えるため、了は再び故郷に立つ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

111
今回は新潟にいる父親が死んで、その父親が唯一解決できなかった事件を探り始めます。刑事として仕事はできないながらも何とか解決します。ただその間には邪魔をしたりする人物もいたりしてあるいは命を狙われたりします。最後は予想通りでしたが既読なのにすっかり忘れていました。2021/04/20

のり

71
新潟県警・捜一の鬼と呼ばれた父が亡くなり、新潟に帰省した「鳴沢了」。葬儀を終えた鳴沢の元に一人の男が訪れて来た。鳴沢の父が唯一黒星を喫した未解決事件・亡くなった日が時効となった日だった不思議な巡り合わせ。真相を巡り、父への対抗意識も芽生えるが、徐々に気持ちに変化が…違和感ばかり纏わり付く事件。結末も悲哀漂う。新潟の深かった雪もいずれ溶けるだろうが、了と父の溝ももっと早く解けて欲しかった。 2022/01/14

tengen

24
刑事・鳴沢了シリーズ第5弾。 新潟県警捜一の鬼と呼ばれた父が闘病の末に亡くなった。 忌引きで実家に戻った青山署刑事課の鳴沢の元へある人物が訪れる。 それは時効となった15年前の殺人事件被害者の息子。 犯人追及を迫られる。 鳴沢は父が残した唯一の未解決事件に挑む。 ☆彡 祖父・父・息子と三代続いた警察一家しがらみの系図がここに完結。「雪虫」登場の新潟県警中署の大西海刑事が成長、そして良い仕事をする! 2025/05/09

米太郎

19
鳴沢は父親のことを嫌っていたが、死んだ後に父親が関わった事件と相対し整理をつけたような気がする。時効からみは十字架のようなものだなと感じた2022/03/01

RED FOX

18
「新潟は冬になるとワルも冬眠ですから」吹雪の中の日本海タワー見てみたい。真面目でストイックな鳴沢刑事の忌引休暇がハードすぎて楽しい。2022/03/05

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