内容説明
堂場瞬一史上売上NO.1警察小説第9弾。
西八王子署管内で言葉を喋らない少年が保護された。だがある日、彼は失踪。調査を進めると少年は日系ブラジル人で、父親がひき逃げ事件を起こしたことが判明する。そしてその被害者は、少年の親友だった――。日本人と日系人の埋まらない溝、長閑な町に潜む闇。少年の行方を追う了を待ち受ける、あまりに悲しい事実とは……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
100
このシリーズも9冊目となりました。前回読んだ内容を覚えています。移民が多い町などが出てきてその子供たちが虐待されたりしていることでの事件です。最初は子供が保護されますが病院から連れ去られてそこから事件が展開していきます。子供が犠牲になったりして若干やるせなさが残る感じです。最後に次回の展開を予測させるメッセージがあります。2021/05/19
kei302
67
子どもが犠牲になる事件が2件。やり切れないです。動機は到底受け入れられません。 事件を担当した鳴沢たち三人が三者三様に子どもに気持ちを寄せる姿がよかったです。新装版の表紙写真、臨場感が出てる。解説は元書店員の倉田裕子さん。 シリーズの途中から文庫書き下ろしになった意義に、なるほどな~。2021/02/22
のり
66
鳴沢シリーズ第9弾。西八王子署管内で保護された子供。ところが病院から忽然と消えた。名も判らないままだったが、群馬県に住む日系ブラジル人であることが判明。鳴沢は群馬に向かうが、少年を取り巻く環境は複雑に絡みあっていた。父親がひき逃げ事件を起し失踪。しかも被害者は少年の親友だった。しかも過去の相棒の「小野寺冴」が鳴沢の前に姿を現す。同じ事件を追い始めるが…あまりにも悲し過ぎる子供達を巻き込んだ一件に胸が締め付けられる。2022/06/02
とも
38
今回の疑装も事件の内容や差別感情、警察組織の軋轢など重い内容ではあった。ただ内容は軽いというか犯人を探す推理小説ではないが、なんとなく想像出来る内容で収まってしまった感じ。次回作の久遠にいってみよう。2025/11/01
かいちゃん
30
おもしろかったわ。こんな外国人のコミュニティとそこの住人、こんな図って日本のいたるところである気がするわ。これ、2時間ドラマにならないのかな。2025/01/14
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