内容説明
「お前には味方もいる。それを忘れるな」。
堂場瞬一史上売上NO.1シリーズ、衝撃の最終巻。
岩隈に続き、警視庁公安部の山口が殺された。再び了に殺人の嫌疑がかかり、謎の符号「ABC」の実態を掴むも捜査は行き詰まる。一人で闘い続けた男の危機に、かつての仲間たちが立ち上がる。警察小説の金字塔、ここに完結。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
104
後半に入ると今までの主人公の関係者オールスター登場的な感じとなります。新潟県警からの出張者やニューヨーク市警からの友人などです。警察内の派閥から憎まれた主人公にさらに海外からの関係もあり最後はかなりはでな終わり方になります。また自分の家族が増えるということでのハッピーエンドです。2021/06/02
rokubrain
18
警察は役所の中で最も官僚的な組織。キャリアとノンキャリアの差は露骨であり、他の官庁の財務省や外務省などの比ではない。官僚にとって一番大事なことは、自分の立場と同じ価値観を持てる仲間たちとなる。一度悪の派閥を解消したと思っても、また「劣化コピー」が生まれてくるのは、 人間の摂理なのかもしれない。ひとりの正義だけでは、組織として物事は進まない。長瀬龍一郎との最後の会話には驚いた。了をモデルにした小説を書こうと思っている。タイトルは「雪虫」であると。 まるで宇宙のように遠大な循環!!すごいシリーズ小説だった。2026/06/17
たーさん
18
孤立無援の闘いを続けるなか、信頼できる仲間が手を差し伸べてもらい巨悪をあぶり出す捜査。堂場さんの小説はちょっとした登場した人物も印象的。今回も西新宿署のベテラン刑事、北さんも好き。事件の突破口を開く横浜地検の城戸検事もいいキャラしてます。 事件もスケールがでかくどう決着をつけるのとハラハラ。ラストがホントにいいラストでした❗家族を拒絶し失った男が新たな家族を手にする予感のラスト。10作を通じて刑事鳴沢了の生き様を間近でみて感慨深い。 シリーズは完結してしまったけどその後はどうなるのか気になります。2024/01/08
米太郎
16
怒涛の展開でおもしろかった。鳴沢は信念を曲げずに生きてきて、これから家族も増えてどうなるのか気になる。いい加減幸せになってくれ2022/03/18
RED FOX
15
「刑事として失点するよりも人間として失点する方が」襲ってくる相手も理由も解らないままの逆襲とは。1巻の鳴沢からよく大人になったものです、最終巻お見事。2022/05/13




