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内容説明
どこにでもあるような、アメリカの小さな町。年を取らないピーナッツ・ファミリーは、いつ読んでも懐かしく、そして新鮮。彼らの表情は可愛いのにセリフの意味は深く、楽しさの奥には哲学が。大人が忘れてしまった喜びや悲しみ、優しい気持ちや温かなやりとりが、ここにはいっぱい詰まっています。元気を出したいとき、もう一度やり直したいとき、優しく励ましてくれるのがピーナッツの仲間たち。世代を越えて愛される大人気コミックスをもう一度!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
63
1975年から78年ごろに書かれたピーナッツコミックから抜粋されてまとめられたもの。励まされたいときのスヌーピーというタイトルは読み手にとってあまり関係ないと思う。ひたすら我がみちを進むスヌーピーの生き方は落ち込んだときに励まされるというよりもここはパートナー、チャーリーブラウンとの掛け合いが楽しめる。読書時間のすきまにちょい読みをしているこのピーナッツ。もう一度読んでもじわっとしたペーソスも感じることができると思う。2017/05/06
優希
47
どこを読んでもPEANUTSらしく、哲学的です。子供の想いは大人より純粋だからこそ刺さるものがありますね。2022/07/18
kaku
11
かわいい絵やキャラクターではあるけど、言ってることはみな哲学的!サリーとルーシーの女性陣は安定して強い。2014/03/30
かず
10
スヌーピーが大好きであり、漫画「ピーナッツ」を読んだ事がない事とタイトルを見て、自分の励みになれたらと思って読んでみた。スヌーピーとその仲間達の可愛らしい言動に癒されたし、「あらゆる事に勝たなきゃいけないのは気の毒」「負けるのは全ての成長のための一過程」「あなたこそあなた自身の最大の敵」にとても心を打たれた。自分を変えていくには自分を知らなければいけない事、何かに失敗したり負けたりするのは成長する上で必要な事であるというのが伝わった。2022/03/24
びっぐすとん
9
108円本。何年か前にスヌーピーシリーズ流行ってたなぁと思い出した。漫画「ピーナッツ」は断片的に読んだ事はあったけど、今回読んでみて思ったことは「私はスヌーピーという犬が好きなのであって、ピーナッツという漫画が好きな訳ではないんだな」ということ。シニカルだったり、アンニュイだったり、クスッと出来るところもあったけど、笑いのツボが違うのか言わんとするところがわからないものもあった。英語の勉強の合間にこれからもチョコチョコ読もうかな。2018/03/13