ラバココミックス の、ような。 ３巻

著者名：麻生海【著】

芳文社（2020/06発売）

• ISBN：9784832237506

内容説明

一人暮らしだった希夏帆の現在の同居人は両親を失った中学2年生の冬真と5歳の春陽の兄弟、そして彼女の恋人・愁人。激変した日々の中で自分たちなりの家族のカタチをさがしている。そんなある日、春陽が幼稚園に行くのを嫌がって…。春陽にかわいい洋服を譲ってくれる家族が登場する「それなりにお店やってます。」も同時収録。(※本電子書籍は『の、ような。【単話版】』11～14を収録しております。重複購入にご注意ください。)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[黎明卿（禍腐渦狂紳士タッキー）]

【子供ってすごいな…。ただ泣いてるだけかと思えば、いきなりご褒美をくれる…（キナ）】第3巻。おお、莉奈ちゃんの印象が前巻と比べるとかなり変わりましたね。暴力とかはなかったけど無自覚プチ虐待っぽいことをしていた彼女のお母さんにお説教をかますキナだけど、一方的なお説教にならずアドバイスや困った時は手助けする旨を伝え仲良く（？）なる展開は平和的で好きだ。お母さんと莉奈ちゃんの関係も良い方向に向かうといいな。春陽の天使っぷりは相変わらず。中学生にして我儘を言わない大人びた冬真に焦点が次巻では当てられるのかな？

2020/06/16

[まふぃん]

子供は親の都合をもろに受けるよね。少しずつでも、皆がいい方向にいきますように。

2021/07/30

[いぼいのしし]

話自体は好きだけど、どうしてかキナさんがいまいち好きになれない。

2023/08/23

[きょん]

出産したから良い母親になれる訳でも、産んでないから母親になれない訳でもないという、当たり前でもついバイアスかけて見てしまう事実をサラッと描かれてすごいな。ハル君は言葉に上手く出せないけど哀しい気持ちを表現できているからまだしも、少し成長しているだけに溜め込んでしまいそうな冬真くんが心配。

2020/12/27

[真朝]

子供達の成長がとても可愛いです。 ハル君最強で最高です。 最後の方がちと不穏でした。 お兄ちゃんのクラスメイトのあの顔は、このせいかと思いました。 気になる事が増えました。4巻も何時になるのか分かりませんがゆっくり待ちます。

2020/09/18