内容説明
鬼彦組、最大の危機!!
下手人は、かなり腕がたつ!
とある夜。深川の油問屋に賊が押し入った。
番頭一人を斬殺し、大金を奪う。
一部始終を目撃した手代によると、武士を含む七、八人の賊だったという。
番頭の死体をあらためると下手人はかなりの手練のようだ。
奉行から鬼彦組に探索の命が下る。
剣術使いが仲間にいると見当をつけた同心たちは、
町の道場に目を付けるのだが……。
探索に乗り出す同心たちを襲う狂剣!
八丁堀「鬼彦組」激闘篇シリーズ、第七作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
159
「鬼彦組」激闘篇シリーズ。今回の賊は腕も立つ武士が含まれ、なかなか小賢しくてすんなりとはいかない。塒を探す鬼彦組の面々が後を付けられたり、捕らえた一人を助けるのではなく殺したりするのだ。が、そこはやはり鬼彦組の安定したチームワークが楽しい第7弾だった。2020/05/05
とし
77
八丁堀「鬼彦組」激闘篇「餓狼剣」 7巻。同心倉田佐之助を中心に事件解決に活躍する「鬼彦組」今回は彦坂新十朗自ら現場探索に出る機会が多かったな?”激闘篇”も終了か。2020/04/06
犀門
2
No.087★★★☆☆このシリーズ、安定感はあるのだけど、目を見張る展開がないのがねぇ。2020/07/25