内容説明
「どうやって侵入しやがった!」
日本橋にある薬種問屋・田島屋が賊に襲われ、番頭が殺され、店の金千二百両ほどが盗まれた。早速「鬼彦組」の面々が現場に駆けつけるが、賊がどのように店に侵入したのか、その手立てが皆目見当がつかない。内部から手引きした様子もなく、外部から侵入したに違いないのだが、途方にくれる鬼彦組の面々……。
鳥羽亮の大人気書き下ろし時代小説シリーズ、八丁堀吟味帳「鬼彦組」激闘篇の第4弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
155
鬼彦組・激闘篇の第4弾。まさか猿が・・なんてね。どうやって侵入したか分からぬ事件が続いて起こる。さあ、さあ、どうする、鬼彦組の面々。鳥羽さんの好きなシリーズ。安定の面白さ。安心して読めるのが嬉しい。2018/09/12
とし
91
八丁堀「鬼彦組」激闘篇 「奇怪な賊」4巻。今回も安心感・安定感共バッグンあっという間の読み了でしたね、倉田佐之助さん中心に良くまとまった彦坂組良いですね。2018/09/29
やま
58
北町奉行所吟味方与力、彦坂新十郎が率いる「鬼彦組」の活躍の物語です。江戸を荒らす巧妙な盗賊に翻弄される鬼彦組だが、両国広小路で見世物を行う者たちが係わっていることをつきとめる。 【読後】 目の疲れが酷く、新聞は読んでも本は読んでいませんでした。激闘編シリーズ4作目。2018.09発行。字の大きさは…中。2023.11.08~28読了。★★★☆☆ ブックオフ、66円で購入2022.12.292023/11/28
犀門
2
No.198★★★☆☆2018/12/05
ekoeko
1
シリーズ物らしいが初読み。賊がどこから侵入したかわからない奇怪な賊のお話。見世物小屋がでてきた時点で猿が浮かんだが猿だったとは・・・2018/10/03