宝島社文庫<br> もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸じまい

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宝島社文庫
もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸じまい

  • 著者名:高橋由太【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 宝島社(2019/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784800280831

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内容説明

古道具屋・鵙屋の主人、安左衛門が殺された。そして自首したのは、安左衛門の妻・しげ女だった。本所深川きってのおしどり夫婦が殺し合うことが信じられない周吉は、自分が家を滅ぼすといわれる妖狐・オサキに憑かれた「オサキモチ」であることから、ついに影響が出てしまったのだと自責の念に駆られ、江戸を出て行った。しかし、お琴の「母は殺していない」との訴えに、周吉たちは真犯人を探しに奔走するが……。安左衛門殺しの犯人は!? 鵙屋の運命は!? そして周吉とお琴の恋路は!? 物語は二転三転し、衝撃と涙のラストが待ち受ける! 江戸を舞台に周吉とオサキが活躍する大人気シリーズ、ついに完結。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

30
えぇぇぇぇ(>_<)読まなくても良かったかも…。このシリーズのほわほわ感が失われちゃいました。オサキはオサキで、周吉は周吉だったものの、ちと残念なり。2018/05/30

小梅さん。

16
いきなり、思いがけない事件に唖然。 しかも、しかも、えーーーーーーっ。 そんなこと、ないないないって! でも、そうなると、そういうことなの? かなりハードな展開で心臓に悪い。 それでも、最後は前向きなものでよかった、よかった。 だから高橋由太さんが好きなのだ。現代の赤川次郎さんみたいな。(多作なところも共通しているし。) 今後の作品も楽しみにしよう。2018/03/27

なお

15
オサキシリーズ最終巻。 他の方の感想を先に読んでいたので、もっとやっつけ仕事的な内容かと思いきや、今までで一番良かった。 これまでの作品でくすぶっていたものが、最後に浄化した感じ。 オサキはいい子だねぇ。他の妖しも。 著者のTwitterでオサキ続編が出るとの話があったのでとても楽しみだ。2022/04/06

まみ〜

15
シリーズ第8作にして完結?鵙屋の主人・安左衛門が刺殺された?そして妻・しげ女が自首?周吉は「オサキモチ」である自分のせいで鵙屋に不幸が襲いかかった、と思い込み、江戸から出ようとする?だが鵙屋の妖、桜の精の小桜から「お琴が死のうとしている」と聞かされ、お琴を助けるために戻る?そして周吉は、安左衛門の死の真相を調べるが…? う〜ん、このシリーズにしては珍しく、しんどかった?何度読むのをやめようと思ったことか?いつもと変わらないオサキの態度(笑)と、結末が悪くなかったのが数少ない救いでした?2018/04/25

よっしー

11
高橋さんシリーズの中でも、このオサキちゃんはお気に入りでした。ついに完結、どんな風に纏まるのか…と思って読み始めたのですが、いきなりのとんでも展開でした。少し後味がよろしくない終わりではあったのですが、オサキ視点で見るのであれば、良かったととるべきなのかもですね。今後の物語も気になりますが、ここでの終わりが一番綺麗な気がします。2018/06/06

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