宝島社文庫<br> もののけ本所深川事件帖 オサキ鰻大食い合戦ヘ

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宝島社文庫
もののけ本所深川事件帖 オサキ鰻大食い合戦ヘ

  • 著者名:高橋由太【著】
  • 価格 ¥523(本体¥476)
  • 宝島社(2019/12発売)
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  • ISBN:9784796678124

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内容説明

今日も妖怪が憑いた献上品をせっせと磨く手代の周吉と、いつも彼に茶々を入れている妖怪・オサキ。ある晩、預かり物の掛け軸が燃やされ、店は倒産の危機に。周吉とオサキは百両の賞金を目当てに“鰻の大食い合戦”の出場を決意するが……。江戸を舞台に周吉とオサキが活躍する大人気シリーズ第2弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mint☆

74
もののけ本所深川事件帖第二弾。読メの感想を読んで面白そうだったので読みたくなったのですが図書館に行ったら2からしかない。残念。オサキは尾裂狐という妖狐。憑かれた人はオサキモチ。不思議な力を持っているとされる。といっても全然怖い話ではありません。オサキの喋り方ものんびりしてるしオサキモチの周吉ものんびりしてる。この二人(?)の掛け合いが面白い。このミスなので事件は起きますが軽く読める本です。とりあえず鰻食べたい。2019/08/09

はらぺこ

73
相変わらず雰囲気が好き。参加者に異名が有り、技の名前も有るのでTVチャンピオンか少年漫画を思い浮かべられて読み易い。ただ、オチが弱いのかサクサク進み過ぎるのか何か物足りん。たぶん放火魔の正体より、しげ女と蜘蛛ノ介の正体が気になるから物足りんのやろなぁ。しげ女と蜘蛛ノ介の正体が分かる時まで読み続けたいと思うので早く続編を御願いしたいです。2011/07/05

hirune

65
なんか、蜘蛛の介としげ女の方がよっぽど妖怪クサイし、活躍している気が…^^; 江戸の天然大ウナギ美味しそうだなぁ。でも鰻丼一杯で充分だよねぇ、うなぎ茶漬けでも良いわ^ ^ 鵙屋の危機を救うためオサキモチの周吉は鰻の大食い大会優勝を目指して頑張りました☆まずまずの面白さかな。2016/07/07

ちはや@灯れ松明の火

57
火の用心、お狐様一匹火事の元?お江戸を騒がせる狐火小火騒動を追うオサキモチたる献残屋手代と相棒妖怪オサキ、果たしてお狐様は放火魔なのか。しかし灯台もと暗し、高価な預かり品を燃やされ店の命運は風前の灯。尻に火のついた彼等、賞金百両を賭けて鰻大食い合戦に出る羽目に。母子で営む店を守りたい狐憑きの娘、落ちぶれた元力士、忍術使いの凄腕老剣客、いずれ劣らぬ強敵を前に勝ち抜くことはできるのか。ここで燃えぬわけにはいかず、けれどこれ以上町を燃やさせるわけにもいかぬ。火花飛び散る闘いに、炙られた鰻はじゅわっと脂を滴らす。2011/01/26

miri

52
第8回『このミス』大賞隠し玉。この作品は対象年齢はどのくらいなのでしょうか…。ライトノベル、ジュブナイルとしては十分な水準にあると思います。しかし、読んでいて新しい世界を知るという読書の楽しみが僅かも見当たらない。AがBになりCになるという物語のどこに面白さを見い出せばいいのでしょうか、困惑してしまいます。ともあれ、どの本にもいいところが全くない訳ではなく、鰻茶漬け美味しそうでした。2019/10/15

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