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内容説明
エリザベス女王への直訴が叶い、劇場戦争が再開した!豪華絢爛な役者陣と舞台に衣装、そしてマーロウの脚本を有する海軍大臣一座。そんなロンドンいちの巨大劇団に対し、シェイク率いるストレンジ卿一座はシェイクの脚本に加え、様々な工夫をこらし観客たちを熱狂させていく!そして決め手は新作喜劇『恋の骨折り損』!その執筆をめぐりシェイクとジョウンも近づき・・・・。これは田舎出身の無名の男が世界最高の詩人へ駆け登る本格歴史ロマン! 『BECK』『ゴリラーマン』ハロルド作石完全最新作、反撃が始まる第10巻!!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
21
シェイクとジョウンの激しい恋が始まる。シェイクスピアの恋と言えば、映画『恋に落ちたシェイクスピア』を連想してしまう。が、あながち、その連想は間違いではないのかもしれない。シェイクの恋の相手は、映画のように貴族ではないものの、女王の侍女なので、禁断の恋に変わりはない。何より、シェイクの前に最初に姿を現した時、ジョウンは男装なのだから。2019/11/10
うなぎ
18
久々に嘆きの王冠のヘンリー六世のジャンヌダルクとトールポッドのくだりが見たくなった。喜劇要員の新キャラがハイリスクだけど面白そう。この人、きっと後日物語がすすんだらヘンリー5世のフォルスタッフをやりそうだな。2019/11/07
緋莢
16
海軍大臣一座との劇場戦争で、好調を続けるストレンジ卿一座。そんな中でシェイクはウィリアム・ケンプという男の引き抜きを狙います。「30~40点の日もあれば 120点の日もある」とシェイクが評するケンプ。その鍵となるのは「最高の音楽」。というわけで、アンが活躍します。「誰よりも本当に音楽を愛していたのに発揮できるところも 認められるところもなかったわ」というアンの辛い過去(続く 2019/12/09
美周郎
12
喜劇俳優の布石が気になる、この巻はいろいろ次に持ち越しか。それにつけても表紙を裏切らぬ新ヒロインの存在感よ。2019/11/08
抹茶モナカ
10
ハロルド作石さんの作画能力は凄いけど、性行シーンは描き過ぎでは?女性の描き方は上達した感じがするのは、ほぼ男子しか登場しなかった『ゴリラーマン』の印象を僕がひきづっているせいか。プロレスの小ネタ等、まぶすのはハロルド作石さんっぽいけど、途中で終わった感の強かった第一部のシリアス路線も悪くなかったと思う今日この頃。これって、女性読者は気にしていない漫画なのかな。2019/12/31