はたらく細胞ＢＬＡＣＫ（５）

著者名：初嘉屋一生【著】/原田重光【原作】/清水茜【監】

講談社（2019/10発売）

• ISBN：9784065172254

内容説明

別の体へと運ばれてしまった赤血球たち。ようやく再会を果たした白血球は、「この体は糖尿病だ」と告げる。腎臓の糸球体たちは大量の糖分濾過で疲弊し、膵臓ランゲルハンス島のβ細胞たちは自ら命を絶ってしまった――。悪化を続ける糖尿病とともに、体は様々な病気を併発。睡眠時無呼吸症候群、急性膵炎、歯周病、そして睡眠薬のオーバードーズ…。”ブラック”を超えた究極の悪環境の中で、赤血球たちは働く意味を見失わずにいれるのか。絶え間ない絶望と戦慄が細胞たちを襲う、読むと摂生するしかなくなる第5巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[あーさん☆本に埋もれてます(⁠╯⁠︵⁠╰⁠,⁠)]

中学校の図書室に置いたら良いのでは？絵柄はグロテスクだったりエロチックだけど内容は断然良いし勉強になると思う。

2024/07/02

[こも 旧柏バカ一代]

ドンドンダメになっていく。小指を切除。。

2019/10/23

[りなお]

糖尿病による壊疽・網膜症。さらに無呼吸症候群。急性膵炎。歯周病（ちゃんと歯磨きしよう）睡眠薬とアルコール摂取によるオーバードーズ。以前から思っていたけどこの身体の主はどんな生活、職業なんだろうか…自分の身体大事にしよう。

2021/10/20

[せ〜ちゃん]

★★★★★ 糖尿病による合併症怖い…。①炎上、壊疽、働き者。 ②焼却、切断、慈雨。 ③無呼吸、感傷、現実。 ④膵臓、欺瞞、炎上。 ⑤遂行、絶食、失職。 ⑥歯周病、牙城、誤算。 ⑦睡眠薬、アルコール、鎮魂歌。

2023/03/25

[ムーミン２号]

ますますBLACK化する宿主のからだ。糖尿病の諸症状が様々に描かれる。既にインスリンは作られなくなってしまっているが、加えて新生血管が硝子体で敗れて出血し、そのかさぶたが引き起こす網膜剥離（＝失明の危機）、足指先の壊疽と切断…。それでも止めない飲酒と喫煙、加えて睡眠導入剤の使用と睡眠時無呼吸症候群…これらが壊れてしまっている身体を更に更に蝕むのだから、赤血球くんが「劣悪な環境での労働」と嘆くのもムリもない。歯磨きしないからプラークでは白血球さんが多く倒れる。しかし…「ブラックの始まりに過ぎなかった」とは？

2019/10/27