はたらく細胞BLACK(6)

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はたらく細胞BLACK(6)

  • ISBN:9784065192078

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内容説明

悪化を続ける糖尿病と、絶え間なく体を襲うストレス。オーバードーズによって、体がついに自ら死を選び取ってしまったことを悟り、細胞たちの心は絶望と虚無感で埋め尽くされた。しかし突如挿入された管によって胃は洗浄され、体は強制的に覚醒。そして細胞たちは、体の「反省と後悔」を目にする――。

不健康を極めた体の底知れぬ絶望と、健康への渇望、そして無情にも襲い来る更なる苦境・”うつ”。
細胞たちは体に振り回され、裏切られながらも、その体のためを思い戦い続ける――。

読むと不摂生など二度とできなくなる、戦慄の第6巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りなお

24
睡眠薬による自殺未遂。うつ病と薬の関係や、うつと喫煙の事がわかりやすい。交感神経をアイドルに、副交感神経をミサに例えるあたりも上手いと思う。「ストレスを甘くみるな」これにつきます。2021/12/07

陸抗

19
睡眠薬自殺を図り、一命を取り留めたけど今度はうつ。薬に頼りすぎるのも怖いけど、自然治癒をするのは無理そうだし、細胞達に出来ることってまだあるのかしら。そして、様子のおかしな細胞が一人。まだまだブラックな環境は変わらなさそう。2020/10/31

きょん

16
うわ~本当に救いのない会社で延々と目標も定かでないまま働き続けるってなんて苦行だ。テレビアニメ化と帯にあるけど、見るたびに暗くなりそうで心配。2020/05/13

せ〜ちゃん

15
★★★★★ うつを甘く見たらアカンね…。薬に頼る事の怖さを思い知る! ①胃洗浄、涙、涙。 ②脳、活力、萎縮。 ③うつ、覚悟、万事休す。 ④薬、禁煙、恐怖。 ⑤迷走、薬効、使命。2023/03/25

ムーミン2号

13
BLACKな体内で働く赤血球は、宿主の生活態度に労働意欲も削がれ、体外から運ばれた薬の運搬も拒むまでになる。倒れていた(憧れの)白血球が意識を回復した。宿主も迷い、間違い、試しつつ、自らの不摂生を改めようとしているのではないかという白血球の言葉を聞いて、また過酷な労働に戻る決意をする赤血球なのだが、それに至るまでの過程が何とも酷い。喫煙とニコチン依存、さらに“うつ”状態は負のスパイラルを招く。それでも投与された薬が効いてきて、少し回復傾向になったところで、肺の片隅で未分化の細胞が生まれてきて…。2020/04/28

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