内容説明
米沢町の家具商い・相州屋の娘お夕に、急な縁談が持ち上がる。相手は日本橋の大店・柏木屋の一人息子だというが、条件のよすぎる縁談に、木戸番の杢之助は不審を抱く。相州屋の番頭松吉のお夕への純な思いを知り、杢之助は縁談の背後を探るが、案の定、怪しい男女が米沢町にやって来て、相州屋のことを探り始めた……。奇妙な縁談から、一触即発の危機が訪れる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
真理そら
31
左門町時代の面々が登場して嬉しかった。杢さんがなんとなく孤独な気分になっているのが気になる、シリーズの終わりが近いのかも。2019/07/13
あき
3
今回ゲストのおミネさん、前シリーズ左門町時代の重要キャラらしいけと、前シリーズ未読のために分からず。やっぱり前シリーズから読むべきだったかな。今回は悪党の自滅で杢之助の足技は出番無し。捨の親分も久々の大手柄で三方良し、って感じかな。2023/10/26
goodchoice
1
いつもながら杢之助の取り越し苦労から、物語が進んで、最後は無事解決といういつものパターンだった。2019/08/31




