小学館文庫<br> 新撰クラシックス 人間失格 櫻桃 グッドバイ(小学館文庫)

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小学館文庫
新撰クラシックス 人間失格 櫻桃 グッドバイ(小学館文庫)

  • 著者名:太宰治【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 小学館(2019/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094041071

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内容説明

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一度は読むべき名作。課題図書に最適。

人間に対して真実の愛と信頼を求めようとする主人公・大庭葉蔵が人間社会を葬られ、廃人同様の日々を送るまでの過程を描いた自伝的小説「人間失格」は、太宰治の文学の総決算ともいうべき作品。
この他、戦後を開放と捉える世相に背を向けた反時代性の色濃い「櫻桃」、人生最後の作品となった「グッド・バイ」(未完)と、晩年の作三作品を収録。
〈新撰クラシックス〉シリーズ、第七作。

※底本の解説文は反映されておりません。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふぁぶ

1
33歳にして初めて太宰治の作品を読んだ。 「人間失格」は鬱々とした気持ちで読む作品なのかと思っていたが、これがどうして面白い。 幼少の頃を描いた前半などは特に滑稽さが際立って、何度も吹き出した。 これは太宰治の自伝的な小説らしいので、治本人は至って真面目(?)に苦しんでいたのだろうが、今の私には喜劇に見える。 ただ、太宰治の思考には大いに共感する部分があって、苦しみもわかるのだが、今はそれを滑稽に感じられる程度には、自分を客観出来る様になったのだと思う。 「櫻桃」「グッド・バイ(未完)」も面白かった。2017/12/18

jackgingereric

1
「桜桃」初読。2013/03/02

とん

0
中学生の頃、国語の先生にすすめられて読んだのが「人間失格」。 中学生の自分には、難しくて理解出来ない部分が多かったけれど、 記憶として残っているのは、 「なんだか悲しい人もいるんだなあ」ということ。 色々な経験を経たいま、もう一度読み返してみたい。

マユ

0
数年前、大学生のころに読んだ時は数ページで寝落ちしてしまったけど、今もう一度読んでみると、数ページで「これはすごい」と天を仰いでしまった。なんというか、主人公がある意味でカッコ良すぎる。ガチ恋してしまいそうな?いわゆる文豪と呼ばれる人の作品は、暗くて難しくてよく分からないみたいなイメージがあったが、この太宰の3作品は、なんとも洒落ててどうしようもなくて、そして色っぽい、そんな作品だった。2023/05/20

akanishi

0
久しぶりに読んだが、大人になって読むのもいいなあと2020/02/08

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