小学館文庫<br> 新撰クラシックス 高瀬舟(小学館文庫)

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小学館文庫
新撰クラシックス 高瀬舟(小学館文庫)

  • 著者名:森鴎外【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 小学館(2019/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094041026

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内容説明

【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

「読んでよかった」と必ず思える名作。歴史に変転する人間の運命。

弟殺しの罪を犯して島流しとなった男とそれを護送する同心との会話から“真の幸せ”と“安楽死”について問う表題作「高瀬舟」他、あくまでも事跡に忠実でありながら、自由な想像力を以って人間の運命や生きざまを高潔な文章で描いた鴎外の歴史小説、全五篇を収録。
作家の生涯を写真でたどる文学アルバムや詳しい解説で名作により親しめる〈新撰クラシックス〉シリーズ第二作。

※底本の解説文は反映されておりません。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mina

29
『山椒大夫』、絵本等でストーリーは知っていましたが、改めて読むと、幼い子供の辛い体験に胸が締め付けられました。母と2人の子・安寿と厨子王が旅の途中で人買いに騙され生き別れとなり、姉弟は大夫のもとで奴婢となり…。母の乗った船が離れていく場面、姉が弟を逃がす場面、そしてラストは涙が溢れます。『高瀬舟』も『山椒大夫』も、兄弟の献身的な愛がとても美しく描かれ、そしてとても切ない。2014/10/05

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