平凡社ライブラリー<br> 中世思想原典集成 精選2 ラテン教父の系譜

個数:1
紙書籍版価格
¥2,640
  • 電子書籍

平凡社ライブラリー
中世思想原典集成 精選2 ラテン教父の系譜

  • 著者名:上智大学中世思想研究所
  • 価格 ¥2,112(本体¥1,920)
  • 平凡社(2019/01発売)
  • ポイント 19pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784582768770

ファイル: /

内容説明

平凡社ライブラリー創刊25周年企画、待望の『中世思想原典集成』文庫化(全7巻)。第2巻はラテン教父の系譜。解説エッセイは岡田温司。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

塩崎ツトム

12
巨大帝国の崩壊とともにアウグスティヌスやボエティウスといった末期思想家が後世のための道徳と信仰を遺す。その一方でレオ一世・グレゴリウス一世「大教皇」は失われた官僚機構を宗教機構の中に温存する。危機と破局が近づく中、終末を訴えるだけでなく、信仰と修道の道を伝えた賢人たちを思う。2026/03/20

roughfractus02

8
ローマの迫害の中、ラテン語圏でもキリスト教の信仰者が2世紀頃から存在した。ギリシア、ビサンティンと隣り合うイタリアと北アフリカで活動したラテン教父と呼ばれる彼らは、ギリシアヘレニズムの哲学と東方の霊性に関する神秘的思索に対峙しつつ独自の信仰を模索する。迫害する側のラテン的教養も批判しつつ、ラテン語の文法に基づく独自の聖書解釈によって三位一体を議論する中でアウグスティヌスが現れ、さらにキリスト教の国教化から異文化が流入し教義が体系化されて教会中心のスコラ化が始まる。その背後には新プラトン主義が見え隠れする。2020/03/14

amanon

7
シリーズ2巻目。1巻もそうだったが、本編より冒頭の解説の方が理解しづらかったというのが正直なところ(苦笑)。似たような名前が頻出する上、神学に関する煩雑な論争についての記述が延々と続き、正直げんなり。この辺りは、それなりに関連書を読んできた筈なのに、いまだに頭の中で整理ができていない自分のお粗末さを痛感。また、収められている文献も、それなりに興味深く読めたものの、何せ6百頁程の大部ということで、どの文献がどんな内容だったのか殆ど記憶にない。とりあえず読んだことに価値があるということにしておくべきか…2026/04/19

いとう・しんご

1
初期の教父達が聖書のみの金網デスマッチで血みどろの肉弾戦を繰り広げる一方、アウグスティヌスやボエチウスはプラトン哲学という抜け道を使って金網を出入りする姿はとてもスマートであり、思わず感動するけれど、良く良く考えるとちょっと「ずるっ子」な感じもするのでした。とはいえ、両者の文章は一読に値するものです。2020/06/07

Ryukeion

0
カッシアヌスもっと翻訳してほしい。 2020/12/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13374804
  • ご注意事項

最近チェックした商品