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内容説明
追手を振り切り、双亡亭に再び集結せよ!!
霊体の凧葉の檄を受けて、病院を脱走し双亡亭へと向かう破壊者達!
鬼離田姉妹や警察が行く手を阻む中、決死の逃亡劇が始まる。
屋敷の内部には、地下の元水路「暗渠」に向かい穴を掘る亡者の群れ…
一刻の猶予も許されぬ中、屋敷の深部へと連れ去られた紅に坂巻泥努の魔手が迫る!!
無間地獄の先に、活路はあるのか…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sin
49
今回は中休み?解説風の進行を読まされるのが邪魔くさいと云えるし、前巻最後に捕らわれの身となってしまった紅が気になる読者としては、決死の援助に向かう彼等の活躍への期待より藤田流に茶化したノリが浮いて感じてしまう。2018/12/23
眠る山猫屋
43
囚われた仲間たちの脱出、そして双亡亭では泥努が昔語りを始めるようだ。凧葉たちはほぼ出てこない、次回への準備巻。仲間たちはまだ一枚岩ではないし、合流すら果たしていない。少しづつ仲間が集まり力を寄り合わせていく様は、藤田漫画の見せ所だからこれからが楽しみ。2018/12/22
トラシショウ。
34
「あんなトコがあったら、これから生きるヤツが困るだろうと思ってさ」。一冊丸々、宿木、アウグスト、フロル、ジョセフィーン、バレットら、双亡亭生還者の言われなき収監施設からの脱走から双亡亭への再突入まで。「かつて屋敷に侵入した少年達(現・総理)は如何にして脱出出来たのか?」という最初期の展開の疑問を伏線としてここで回収しながら現状の打破とする転換が見事で、フロルの「物質現出(アポーツ)」に賭ける「12秒の静止」なんかは普通に手に汗握りながら読んだ。命からがら逃げ出した者達のリベンジが始まる(以下コメ欄に余談)2018/12/29
歩月るな
31
生存者脱走事件の終結とそれから、を語るには頁が足りないので次巻へ、と言う一つの大詰めを乗り越えた局面。ドタバタ逃亡劇は変装とフロルのアポーツの二段仕込みの息を呑む展開、こういうのは一つの安心を乗り越えるまでは呼吸が止まる。まあギャグパートと言うかちょっとした癒しの場面でもある変装での他人を演じる姿からの、時間稼ぎのために自分語りをさせる流れが、全然説明的じゃないのがまず見事なんだけど、展開変わっての紅さんの語りに遷ってから脳みそが混乱してくる泥努の語りにすべらかに流れる、その遷移が不気味。2019/02/03
じょり
28
亭外組?の活躍巻。最初バスのメンバーに気づかずに・・・。変装や演技、最高でした。それにしても、日本にパイプ持っている人たち多いね。それに意外な新情報。まさかあの人にも取りついていたとは。確かにその情報は突入組に対して最初からなかったね。2018/12/25