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内容説明
屋敷の主・坂巻泥努の壮絶な半生とは…！？
昭和七年、五月十五日。
双亡亭に部下と踏み込んだ黄ノ下残花は、泥努と邂逅し彼の描いた「絵」に引き込まれた。
幼馴染みである泥努と残花の壮絶な過去、そして絶望とは！？
一方、屋敷に巣喰う侵略者達が緑朗に接触。
少女の姿で、泥努との“因縁”を語り始め・・・
知れば知るほど深まる屋敷の恐怖に、立ち向かう術はあるのか・・・！？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
60
黄ノ下少尉の黄表紙イカス！八巻はこの黄ノ下少尉と帰黒の紹介が前半、後半は坂巻泥努と侵略者との邂逅が描かれる。九十年前の因縁を突き詰めたい黄ノ下に比べて帰黒の参加理由が弱い・・・というか、まだ語られていないのが気になるなぁ。そして泥努の侵略者さえも制圧してしまう精神力。彼もまた、もうひとつくらい秘密を抱えてそう。2018/04/23
鱒子
50
声が大きく元気な残ちゃんと、絵の上手いよっちゃん。二人は仲良し。だったのだが… 残花＆セイイチ、タコハ＆泥努、紅＆帰黒 、緑朗＆しの、それぞれのパートで話が進みます。双亡亭の謎が更に明らかに！ アシスタント ハコタユウジさんの描く異形の絵をもっと見たいです。2018/04/25
ホシナーたかはし
48
泥土「薄っぺらい奴らだ」ジョジョ立ち再び！声優は桜井孝宏さん(岸部露伴)でしょ、異論は、断る！相変わらず人の神経を逆なでする怖い話。たこはが泥土(双亡亭)に食われなかったのは、絵描きだったから。単純な答えですが、行きつくまでに固定視観念が邪魔してました。それと、帰黒が持っていた「傷を癒す水」て、まさか・・・2018/04/19
sin
46
SFネタをぶっこんでこられたときはどうなることかと危惧したが、ここに来てそのSFとオカルトのバランスが活きてきたように思える。新しく加わった登場人物が本来の主人公たちを押し退けた感じもしないではないが、そこはそれここからそれぞれがその役割で活躍してくれのだろう？明日はどっちだ❗2018/04/19
のりすけ
32
モダンホラーからSFバトル物になるのかと思ってたらここでまたちょっと変化が。面白すぎる。泥怒と残花の過去が、ほんわかしたものからドロリとした世界に変わる不気味さ。緑朗に迫る危機。次巻も読みまする！2018/08/25
