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内容説明
あかりという1人のモデルによって、ファッションショーの空気は変えられてしまった。彼女の姿に魅せられたエレンは楽屋に乗り込み、お前を描かせろとあかりに告げる。その場に居た光一は、エレンの瞳に自分は映っていない事に気付く。ショーの成功も岸姉妹の実力によるもので、消沈する光一は…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koichiro Minematsu
39
才能しかないクズはその先に何をみているのか!2021/09/13
み
11
最新刊まで一気読み。エレンを取り巻く群像劇のような読み心地。章ごとに視点の変わるのがおもしろい。現在と過去とを入れ替えながら物語が進むので、読みにくいと思う人も多いかもだけど、それがミステリチックで私は好きです。過去話は、何があってそうなった!?の解答編ってかんじ。2019/01/26
かやは
7
うーん!あかりちゃんかわいい!性格わるいのにこんなに魅力的なのはずるい!2019/09/07
nawade
7
エレンを意識するあやのと光一。そして、そんな2人を素通りさせてしまう魅力を放つあかり。更に光一にまでちょっかいを出すあかり。理解不能、でも、惹きつけられてしまう。ホンマ、罪作りな女だぜ。そして、「そういうとこやぞ!光一」と思わず叫びたくなるシーンが満載。ちょっとでも同情したのがバカバカしくなる。ナイスボートされてしまえ! 岸姉妹のママンのビジュアルが強烈 2019/01/05
笠
3
4 光一や琴美など、職業としての画家の道を諦めた人物達に対して、苛烈な怒りをぶつけるエレンが印象的な巻。「命を懸けるまでもなく何かを目指すまでもなく私はここでしか生きられないのに」「私は描く――お前に言われなくたって。この先が――この先が地獄でも」というが、これを才能がないキャラクターが言ってるのなら強い決意に震えるシーンなのだが、エレンは「才能しかないクズ」を自称してるわけで、才能を自覚してるわけじゃん。じゃあ、全然「この先が地獄でも」の説得力がゼロじゃん。才能あるんだから、その先地獄じゃないじゃん。2022/01/13