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内容説明
祝・文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞!!
1878年(明治11年)、華やかで残酷な時代を懸命に生きる人々の愛のドラマを、切なく、そして美しく描き出す傑作長編。
百年の面影と海外行きの夢を捨てきれぬ美世だったが、ある起立工商会社の社長・松尾儀助から誘われ渡仏が決まり……長崎からパリへ、美世の2年間の洋行が始まった。
第21回(2018年)文化庁メディア芸術祭受賞!
大注目の明治アンティーク浪漫!
※電子版にはおまけマンガ8ページを収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たけのこ
7
★★★★★ やっぱいいな。光の指し方というか、雰囲気が他の日本の漫画とはだいぶ違う。そこに読みずらさを感じる気持ちもわかるけれど、慣れれば毛色が違って楽しい。当時の時代背景が緻密な調査によってリアルに描かれるのも楽しい。漫画ってこうじゃないと。2018/11/30
毎日が日曜日
6
★★★★ 面白かった。美世、パリに行く。2018/11/27
糸文
5
★★★★☆2023/08/01
みるく
5
知らない世界を知るって大冒険だよね。美世はすごい経験をしていくんだろうね。2018/12/04
ぷほは
5
まあ、もう表紙の可愛さだけで五億点出てるわけじゃないですか。あとは台詞の上品さですよね。ベル・エポックってなんて美しい名前なんだろうと。ただお話の推進力が色恋沙汰中心になると、ちょっと完全な偏見レベルの朝ドラ感に傾きそうになるのが、自分の読み方の問題とはいえ気にかかるんですよね。美世の成長物語の方向と時代性を世界観として体感していく方向が、それぞれ引きを残しつつ互いに切り替わり続けるので、どちらか一方に興味持てなくても読み進めることはできる。両者の土台たるずば抜けた表現力があって初めて可能な芸当なのだな。2018/11/30