内容説明
凛花は、夢の中で東海龍王に教えられたとおり、陽虚山へと旅立つ。氾林の王からもらった「鍵」である玉で星の杖を探し出し、インシェンに渡すためだ。一方インシェンは、龍の苦手な鉄を多く含んだ陽虚山に苦しみながら、星の杖がある池までたどり着く。兄ハイランの妨害や池に張られた結界に遮られ行き詰ったインシェンのもとに現れた凛花。だが、凛花はインシェンとの永遠の別れを覚悟して…。シリーズ最終巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
実月
2
長かったこの桃薬もとうとう最終巻。ハッピーエンドでよかった。ホントに。悲しい結末にはならないだろうと思ってはいたけど、最後の最後までインシェン戻ってこないからドキドキした…。2013/06/13
PIPI
1
あれ?という急転直下の解決。傲広は、東海龍王で、ほかにも龍王が3人いるはずなのに、傲広の開放だけで、国は元に戻るし。ひょうきが天帝になっても、氾林は残っているらしいし。ラストはいきなり6年後になっているけれども、そこにはインシェンは登場しないし。水徳星君が世を乱したのは、天帝の世代交代を促すためだったと言うし。ここまで乱したのだから、もうちょっと丁寧に戻した方がよかったのではないか。大風呂敷を広げたけど、端の方で解決してしまいました。めでたし、めでたし、という雰囲気です。2010/03/01
mana
0
完結。最後はあっさり解決。凛花があんなに悩んでいたのはなんだったの!?ご都合主義的な終わり方が少し残念でしたが、中華ファンタジーを満喫できる作品でした。★★★☆☆2016/12/25
香耶
0
既読
ジュリ
0
ハッピーエンド。めでたしめでたし。2013/11/22