内容説明
ヒュブリデの東にあるマギア王国は、賢明な王が治める平和な国だった。しかしその王は倒れ、ヒュブリデを敵視するウルセウスが後を継ぐ。ウルセウスはヒュブリデ最強の軍事力となっているヒロトのヴァンパイア部隊に目をつけ、その力を削ぐためにヒロトの元に使者を送るが、時を同じくしてゲゼルキア率いるヴァンパイア族とマギアの間に紛争が起きて……。国際政治の台風の目となってしまったヒロトの活躍を描く異世界召喚ファンタジー、第13巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
4
東に隣接する国の新たな王がヒロトを狙い動く中、ヴァンパイア族との間で騒動が起きる今巻。―――世界は動く、新たな才を無視出来ぬ故に。国内の乱れを抑えた先、外国が動き出し世界が何倍にも膨らむ今巻。新たな才ある者達が舞台に集い、世界がヒロトを中心に動き出す。今巻も彼等を危険視するが故の隣国からの難題、更には国の危機に逆説的な策を用いて答え、暗躍していた老人達にトドメを刺す。そんな彼の堂に入った格好良さが光る巻である。新たな地位も手に入れ世界にその輝きを見せるヒロト。彼の次なる戦いとは。 次巻も須らく期待である。2018/04/04
史
0
脅威と楯と枷。2019/12/16