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内容説明
【クラス全員、真っ黒。ドス黒エンタメミステリー!!】
灰嶺中学2年D組は新学期に「2-D序列」と題したクラス全員の序列が記してあるメールが届く。しかし、“序列1位”の姫山椿はクラスの不穏な空気を打ち破る。姫山のおかげで普通のクラスになったかと思われた11月──。姫山が校内で自殺してしまう…。葬儀の帰りに教室に戻ったクラスメイト達の机に姫山椿から「遺書」が置かれていた! 死者からの「遺書」を巡り2年D組の闇が暴かれる!?
※本商品は、デジタル版限定カバーのデザインを表紙・特典に収録した特装版です。
(C)2018 Toutarou Minami
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
25
読み友さんの感想から。成績優秀眉目秀麗、始業式の「事故」をプラスに変えたクラスの人気者・「序列一位」の姫山椿の突然の自殺に悄然となる2年D組。一同が葬儀から戻った教室の机の上には、何故か椿からの全員に個別にあてた「遺書」。何故彼女は自殺したのか、何故この風変わりな遺書を遺したのか、死後三日後に遺書を置いて回った「共犯者」は誰なのか。一人の提案から、毎週金曜六限目のHRにそれぞれの受け取った遺書公開の時間が設けられるが、やがて彼らは彼女の真の意図を知る事になる。異色のドス黒いミステリー(以下コメ欄に余談)。2018/03/27
しまふくろう
20
なんとなく買い。 物語はクラス序列一位にされた女の子の自殺から始まる秘密暴露大会。いきなりクラス全員の机に遺書が置かれてる絵面がホラー過ぎて噴き出した。最初にクラス序列を送った人物の目的や正体も謎なので、真相を探るのは大変そう。 続きが気になる。2022/02/23
大泉宗一郎
8
クラスカーストで1位だった女子高生が校内で自殺。葬儀の日に、何者かによってクラスメート全員に異なる内容の遺書が行きわたる。ひとり一人がそれをそれを公開するにつれて、クラスの闇が暴かれる────ミステリかと思ったが、どうやら『藪の中』のような展開になるらしい。遺書を公開することによって、誰もが持っているような嫉妬心、猜疑心、優越感が暴かれて行く過程はスリリングで生々しい。2019/06/05
明那
8
なんで死んだのか、凄く気になります。なんで順位がいきなり届いたのかも。2018/06/20
ジロリン
7
始業式の日にクラス全員に届いたスクール・カーストの序列。そして数ヶ月後に”1位”の女子生徒が自殺。が、葬儀のあとにクラス全員に宛てて、死んだ彼女から”遺書”が届く…この謎だらけの設定にまずひきつけられる。そしてクラス全員が順番に自分宛の遺書をHRで公開していくことに。すると、そこに現れるのは”自分が思っていた自分”を巧妙に裏返していく”遺書”の内容。秦かなえあたりが書きそうなイヤミス・テイストが堪らないw はてさて、そんな結末が待っているのか…♪2018/03/31