ガガガ文庫<br> 魔法医師の診療記録7

個数:1
紙書籍版価格
¥733
  • 電子書籍
  • Reader

ガガガ文庫
魔法医師の診療記録7

  • ISBN:9784094517217

ファイル: /

内容説明

クリミアとヴィクターの絆が試される――。

エルフの奸計によって末期症状となったヴィクターは、肉体が悪魔化したままもとに戻ることができなくなっていた。
クリミアとヴィクターは一縷の望みをかけて最後のガマエ研究者ジゼラ・モルガーニを訪ねに聖庁へと旅に出る。

だが、ヴィクターが末期となったことを知った結社は、彼を抹殺する刺客を送り込んでくる。そんな二人を助けるのは、これまで敵対してきたはずの、ブロー率いる鉄鎚たちであった。
一方、結社がヴィクター抹殺を決定したことを知ったイングリド、ヴァネッサ、クロードは、それを阻止しようとヴィクターとクリミアを追いかける。
その道中、三人は意外な人物からひとつのガラス箱を託される。
その箱のなかに、ヴィクターを治療するヒントがあるという。

預けられたガラス箱を渡すためにクリミアを追うイングリドたち。
ヴィクターの命を狙う刺客たち。
ヴィクターを守り聖庁まで送り届ける鉄鎚チーム。
この三つ巴の中、ヴィクターとクリミアの聖庁への道のりは、血で血を洗う異能力戦の嵐が吹き荒れることとなるのだった。
そして、ヴィクターの病状は時々刻々と増悪し、黙示録の悪魔としての覚醒は間近に迫っていた――。

魔法医学の終焉をみせる第七集。

※「ガ報」付き!

※ガガガ10周年電子特典!シリーズ既刊すべてのカバーイラスト付き!

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かんけー

18
冒頭、相変わらずの陰惨な描写に辟易しつつも、クリミアとヴィクターの行く末を見届けたい!と思いながらページを捲り?マルテルとの総決算とばかりに、謎の暗殺集団も絡ませながら物語は混沌の様相を呈して!鉄槌側にも自身の信仰に真摯に向き合うキャラの存在がクリミアとヴィクターを瀬戸際で支え?ラストの大団円に向かって突っ走る(*^^*)これ以上書くとネタばれに成るので♪御勘弁を!ガマエとドゥンの衝突は凄まじく!とだけ書きます。クリミアとヴィクターの未来♪はどうなるのだろう( ^ω^ )と想像して一人○○○と。満足♪です2018/02/24

サケ太

15
最後までやりきったと感じさせる最終巻。うれしい完結。遂にその姿を変じたヴィクター。救うために奔走するクリミア。迷いを抱くブロー。ヴィクターたちを救うためにその後を追うヴァネッサたち。最終巻でありながら続々と登場する〈鉄槌〉の聖法。そして魔法の数々。血みどろの逃走劇の末の終焉。これが見たかったという連続の異能バトル。本当に素晴らしかった。物語は終わったが、二人の旅がこれからも続きますように。2018/05/19

ヱロ本Gメン

8
鉄槌&妖術祭り、最高でした。しかし絶対「伊賀の影丸」の影響受けてるよね。忍法血しるべを思い出した。ああ、更なる変態妖術にどこかで出会えますように!面白かった♪2018/02/24

niz001

6
買い漏らしてたんやっと買ったら完結やった。途中まではブロー&ギヨテーヌ師弟が唸って暴れるだけの主人公を食ってたけど最後で巻き返す、そしてラブパゥワーの勝利w。一瞬とはいえナイチンゲール師匠の参戦は嬉しい。お疲れさまでした。2018/06/03

HANA

6
最終巻。最初からヴィクターの事で盛り上がりつつ。結構なキャラクターが出てきながらもそれぞれしっかり活躍していて最後らしい良い展開。良いシリーズだったと思う。2018/04/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12629860
  • ご注意事項