内容説明
「一度、一緒に王都へ行かないか」王城の侍女見習いから竜が集まる辺境伯領の侍女になったメリッサ。彼女は辺境伯領では、元竜騎士隊長の辺境伯ヒューバードの婚約者として扱われるようになったものの、国には認められていなかった。そこで、彼と正式に婚約するため、王都へと旅立つことに。両親へ挨拶をすませ、国に婚約を認めてもらうだけの帰郷。それだけのはずが、思わぬ事態に巻き込まれて――。どんなことが起こっても、ずっとヒューバード様と竜達と一緒に過ごすために、頑張らせていただきます! 堅物騎士と竜好き侍女のラブファンタジー第3弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐっち
25
青が順調に成長していて、楽しみなような寂しいような。今回はお父さんとオスカーも目立ってましたね。2018/02/04
かなで
21
【再読】フェザーストン初登場。初代龍騎士と先の王竜の友情を青が語るのはかなり胸がすく。 このまま、4巻目を読もう2021/02/28
dorimusi
17
実家にご挨拶の巻。家に帰るにしては手続き多いな……城の中に家がある?とは言えちょっとイメージ湧かない。 キヌートの使者は見事に当て馬だったな。短杖口に突っ込んだら人の言葉出せるってのはどうなんだろ?普段から使ったらって感じがするけど。ヒューバードの母親の啖呵がいいね。メリッサ遂に準王族に。そして青がちょっと大人に。2021/04/22
すがはら
16
「竜騎士の」というよりは「竜のお気に入り」だよねー?と思いながら読んでいました。青の竜の機嫌をそこねたら大変なことは前の件で分かってたんだし、何で国王の鶴の一声でさっさと事を進めないのかとイライラが募る回。丁寧に事細かに書いてくれているけれど何となく話を引き伸ばされる理由付けが釈然としなくてモヤモヤしました。竜たちは文句なく可愛いけど。食糧や備蓄庫管理のお父さんが竜騎士隊長と同じ階級って、ちょっとウケました。竜騎士の立場が…。2020/02/08
陸抗
15
メリッサが、青の竜の親代りになったことで、やっぱり近隣の王国が放置しなかったか。青が宣言し、オスカーが後継人になり、ヒューバードの婚約者になったので、今までみたいに簡単に狙われないだろうね。だとすると、次はどんな事件に巻き込まれるんだろう…。2017/12/14