内容説明
「この竜は、わたくしを選んで降りてきたのよ」竜が集まる辺境伯領の領主ヒューバードと婚約した侍女メリッサ。彼女は、王弟オスカーが竜騎士になったという嬉しい報告を聞きつつ、いよいよ数ヶ月後に迫った結婚の準備に追われていた。そんなある日、隣国の王女が突然ふたりの結婚式に出席すると宣言したばかりか、檻に入れた赤い竜を引き連れて辺境伯領へと乗り込んできて――。ヒューバード様と憂いなく結婚するためにも、捕らわれの赤い竜と彼を心配する竜達のために、王女様と対峙させていただきます! 堅物騎士と竜好き侍女のラブファンタジー第5弾!! ※電子版はショートストーリー『絆の声』付。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐっち
25
今回のお話は王女様が落陽に合わせてもう少し譲歩くれるとよかったのになーと思った。ラストは結婚式でついに!2018/12/22
かなで
19
積読本がなくなったから再読。何度読み直しても、青の竜の可愛さにメロメロになる。 持っていない巻(既読済み)も徐々に揃えている。3巻目と4巻目を今日は購入した。2021/02/25
かなで
16
再読。あまーいお話が読みたくなるとこのシリーズを読む。本当に青が可愛いし、白も可愛い。溺愛なのがたまらない…。2020/08/26
陸抗
16
メリッサとヒューバートが結婚の準備に追われるなか、隣国の王女が赤い竜を檻に入れて辺境伯爵領へ連れてきた。竜への接し方、ヒューバートへ無理難題吹っ掛ける王女に、最後まで嫌な気分が払拭出来なかった。竜が檻に入った経緯を知ってからは、更にかな。どこまでも自分本位だからこそ、王が下した決断は理にかなってたと思う。メリッサとヒューバートの二人の関係は、前よりも糖度上がったけど、もっと欲しいな。2018/11/19
TAMA
13
「運が良かっただけじゃない」いや、王女様ブーメランですがな、自分でもわかってたから「本物のお気に入られ」もそうと思った?。思いやりがあればチャンスだったのにってところがうまい。確かに詐欺師と上手く説明できない人は結構似ている。独自のあれこれは周りに理解されないし、疑う人は自分の考えを押し付ける。ある意味宗教戦争みたいだと思いつつ、被害を出さないようにしている人の苦労はこういう感じなのかと2021/10/18