内容説明
著者が著した膨大な数の短編を、ジャンル別に集めた文庫オリジナル作品集第3弾は、画壇の権威に挑戦するため贋作を仕掛ける傑作「真贋の森」などを収録した「美術ミステリ」! 清張は、黒い仕掛けもおもしろい!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ただいま蔵書整理中の18歳女子大生そっくりおじさん・寺
50
短編4本のうち、3本が既読だった。ギャフン。スッテンコロリン。ドヒャー。(レビュー完)2023/01/11
かすみ
12
画家が登場する短編集です。それぞれストーリーに特色があり、面白かったです。2025/06/18
アン
8
美術を巡るミステリーといえば、やはり贋作を扱った物が多いが、やっぱり一筋縄ではいかない味付けはさすが。いろんな角度で描く美術の世界は、どれも人の身勝手さと弱さを見せてくれる。2018/07/21
ペミカン
5
清張作品 ジャンル別ー美術ものとくれば手に取らない訳にいかず・・ 結果 殺人のないミステリーにぐいぐい引き込まれて一気読みでした。『美の虚像』を最後に読んだのも良かった。どれも最後に崖落ち火サス的。『与えられた生』は女性に躓く哀しいオチでした。2025/04/27
吉美駿一郎
3
「真贋の森」がとにかく素晴らしかった。読み終わるのがもったいなかったもんなあ。2017/01/24