双葉文庫<br> 松本清張ジャンル別作品集 : 1 武将列伝

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双葉文庫
松本清張ジャンル別作品集 : 1 武将列伝

  • 著者名:松本清張【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 双葉社(2017/11発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575519099

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内容説明

著者が著した膨大な数の短編を、ジャンル別に集めた文庫オリジナル作品集。全6巻。第1巻は主に戦国武将を描いた作品10編を収録した「武将列伝」。毛利元就・足利義昭・伊東祐義・丹羽長秀・柳生一族……。いずれも人間の心理を深く描いた著者ならでは作品集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yoshida

127
松本清張さんの戦国ものの短編集。毛利元就から伊東義祐、柳生一族まで幅広い人物を扱っています。総じて読後感は哀しいと言える。「武将不信」での最上義光。小田原攻めの頃から家康に近付いていた最上義光。盟友と思いながらも、家康が天下人となるや支配されている事を知る。家康の命により長子を廃し次男を世継とする。そこまでの忍従をしながらも義光の死から七年後に最上家は取り潰される。松本清張さんといえば社会派ミステリの印象が強いが、歴史物にも様々な作品があることを知る。稲富直家らかなりマニアックな武将も登場する幅広な作品。2017/11/26

ふじさん

88
好きな短編は、まずは「調略」、毛利元就の生涯を描いた史伝小説でミステリーに通ずる面白さがある。「陰謀将軍」、時代に翻弄された義昭の焦燥を忠実に描いた人物史伝の作品。「面貌」、面貌が醜悪だったばかりに家康に疎まれた徳川忠輝の数奇な運命を描いた力作。「戦国権謀」は、家康に重用された本多正信・正純親子の栄光と挫折を描いた戦国史伝の力作。「腹中の敵」は、秀吉のの後塵を拝することになった丹羽長秀の複雑な心境を巧みに描いた作品。どこかで読んだことのある作品ばかりだが、清張の作品はやはり何度読んでも面白い。 2021/10/25

Netflix『新聞記者』は観ないおじさん・寺

69
「イヤミス」というのが近頃流行りだが、松本清張のこれは「イヤ歴史小説」と言うべきか。「松本清張の小説に出てくる人間はみんな悪人」と喝破したのは筒井康隆だが、みんな悪人と言うよりも、好感の持てない人間しか出て来ない戦国武将列伝である。快活で気宇壮大な戦国人など不在。武将の間にもいじめや炎上の如き誹謗中傷が横行している。どの短編も清張が尊敬する菊池寛の『忠直卿行状記』の末裔である。あの心理的イヤさを受け継いでいる。『忠直卿』はオチに救いがあるが、清張武将列伝には無い。ロマンや甘さが無く、かなり面白い。お薦め。2016/08/11

坊ちゃん

9
武将の最期を詳しく描いている。知らなかった、あっ、そうだったのかと思わず納得しました。面白かったです。2016/12/31

てつJapan

7
【○】 日向の伊東義祐などマイナーな武将を取り上げているところが面白かったです。なおこの伊東義祐、最後が切なかったため、信長の野望で配下になったら重用しようとどうでもいいことを考えました。鉄砲の達人の稲冨氏の技術と人間性というテーマが心に残りました。2017/01/03

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