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内容説明
東亜文化大学の民俗学の教授・宗像伝奇(むなかたただくす)は、日本各地に伝わる神話や伝説を取材し、はるかな古代そこで実際に何が起きたのか、を奔放な想像力と行動力を武器に解き明かしていく。古代史ミステリーの巨編が、多くのカラーページ、おまけ漫画、創作ノート、さらに宗像教授シリーズとしてNHK出版より刊行された「クビライ」丸ごと一冊をも加えた完全版で登場! さらに電子版には宗像教授シリーズ単行本には初収録となる読み切り「スサノオ最後の戦い」も第8集に追加しました。
●第8集の特長/文藝春秋臨時増刊号に発表された第37話「イソラの女」を収録。冒頭部分はカラーで収録。/電子版にはビッグコミックに発表された「スサノオ最後の戦い」を初収録。冒頭部分はカラーで収録。/描き下ろしおまけ漫画「宗像教授箪笥考」収録。
●あらすじ/かつて、内陸にクニが生まれる前、北九州周辺に繁栄した海人族。彼らは独自の「海の文化」を持っていた。日本神話に登場する、海底に住んだという神「安曇磯良(あずみのいそら)」について調べる宗像。その周辺には、日本では稀な、星や星座にかかわる伝説があった。その伝説とギリシア神話の間の奇妙な関係性に気づいた宗像は…!?(第37話)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミエル
12
今回は教授の出身・宗像に始まり、出雲に蛇神、スサノオ関連が中心。偶然、先日まで読んだばかりの高田崇史のQEDシリーズ出雲で得た知識のおかげで、私にしては理解が早く楽しめた笑 それにしても製鉄関連の考察は尽きないなあ。とは言え、まさか榛名山まで突き進むとは想像してなかった。諏訪のミシャグチ神も興味深い。と言うか、こちらもQEDシリーズで得た多少の知識が役に立った。結局、このシリーズとQEDは並行読みするのがいいんだと実感。2023/05/13
Kanae
2
再読ついでに電子書籍で買い直し。何度読んでも『贄の木』が好きです。2019/02/04
初瀬川 翠
2
帰国した宗像教授を待っていたのは大学の不祥事と学長からの挑戦状で、「龍神都市」。巻頭カラーの短編「イソラ幻想」も面白かったです。伝奇考最後となる「蛇神融合」はタケミナカタの腕をもがれた姿が暗く蠢いて恐ろしかったです。つくづく蛇関連はおどろおどろしいですね。畏れ敬う気持ちが分かります。2013/10/05
くろねこよぎる。
0
伝奇考最終巻。入院中の教授が無駄にカワイイ。2008/07/30