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内容説明
東亜文化大学の民俗学の教授・宗像伝奇(むなかたただくす)は、日本各地に伝わる神話や伝説を取材し、はるかな古代そこで実際に何が起きたのか、を奔放な想像力と行動力を武器に解き明かしていく。古代史ミステリーの巨編が、多くのカラーページ、おまけ漫画、創作ノート、さらに宗像教授シリーズとしてNHK出版より刊行された「クビライ」丸ごと一冊をも加えた完全版で登場! さらに電子版には宗像教授シリーズ単行本には初収録となる読み切り「スサノオ最後の戦い」も第8集に追加しました。
●第4集の特長/第19話「殺生石(せっしょうせき)・前編」の冒頭をカラーで収録。/描き下ろしおまけ漫画「宗像教授漫神考」収録。
●あらすじ/地球温暖化や原子力災害をもたらす科学文明を否定し、自然に還れと主張する謎の宗教団体。その教団の本尊は、人の体や魂を食うというインドの極悪な夜叉神“ダーキニー”だった。相次いで起こった原発事故と宗教団体との関連性が疑われるなか、宗像はダーキニーと“九尾の狐”伝説や稲荷信仰の不思議な共通点を導き出し、愛知県の豊川にある原発へ向かうが…?(第19話)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミエル
17
今回もぶっ飛んだ考察が楽しい。荼枳尼天→九尾の狐の回の展開が怖い。原発メルトダウンまで絡めるとは… 宗像教授は体張ってて無茶し過ぎ。そして六義園の回、この頃は綱吉の評価がまだ低かったのだなと感慨深い。最近では、綱吉公が実は名君だったんじゃ…説が強くなってきてるし時代を感じるところ。無茶な部分も含めて面白い。2022/11/03
初瀬川 翠
2
綱吉に関する「魔将軍」、虎についての「縄文の虎」が面白かったです。荼枳尼天、ダーキニーの「殺生石」は原子力発電所事故やら原理教団やらでなかなか危ないテーマでした。もんじゅ…2013/10/03
月光密造者
1
「魔将軍」に驚かされた。綱吉の身長が低いとの記録から、これだけの物語が作れるものか。「父祖の地」は、第二次大戦に思い入れが強い作者らしい情感溢れる一品。他の作品も粒揃いです。「殺生石」では、宗像教授のアクションも楽しめます。2012/03/20
夜の女王
0
☆☆2011/01/11