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内容説明
東亜文化大学の民俗学の教授・宗像伝奇(むなかたただくす)は、日本各地に伝わる神話や伝説を取材し、はるかな古代そこで実際に何が起きたのか、を奔放な想像力と行動力を武器に解き明かしていく。古代史ミステリーの巨編が、多くのカラーページ、おまけ漫画、創作ノート、さらに宗像教授シリーズとしてNHK出版より刊行された「クビライ」丸ごと一冊をも加えた完全版で登場! さらに電子版には宗像教授シリーズ単行本には初収録となる読み切り「スサノオ最後の戦い」も第8集に追加しました。
●第1集の特長/第1話「白き翼 鉄(くろがね)の星・前編」の冒頭をカラーで収録。/描き下ろしおまけ漫画「宗像教授電気考」収録。
●あらすじ/天女が羽衣を隠されて帰れなくなってしまう話として有名な「羽衣伝説」は、世界中にある「白鳥処女説話」のひとつだ。その羽衣伝説の地・出雲で、北斗七星が刻まれた鉄剣が発見されたという。羽衣伝説と鉄、そしてギリシャ神話の接点を追ううち、出雲で宗像が見たものとは…?(第1話)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミエル
21
考古学や民俗学では、とんでもない推測や仮説が意外にも整合性がある場合が多い。これを教えてくれたのが宗像教授のシリーズ。中高生の頃にハマって読んでいたこのシリーズを完全版でおさらい。それにしても巨人伝説のインパクトが強すぎる。まさか、自分が将来ダイダラボッチのお膝元に住むことになるなんて、思ってもみなかった笑 2022/09/18
bluemint
6
異考録が興味深かったので、最初のシリーズを読み始めた。民俗学の定説ではなく、学術的な材料を使い、あったかもしれない歴史を再現してみせる、ということだ。少し前に話題になった海の正倉院沖ノ島と猪頭神事が印象に残った。ダイダラボッチ伝説は製鉄に関連して語られることが多いが、ここでは巨大建造物の造り手として描かれた。2019/01/18
てつ
1
宗像教授が歴史の謎、繋がりを追っていく物事。この本を読んだ上で色々な神社等へ旅したい。沖ノ島に行ってみたい。2021/03/04
fukafkacraft
1
民俗学ものが読みたくて。想像と違って淡泊。やはり諸星先生を超える作家はいない。2017/10/13
初瀬川 翠
1
何度読んでも宗像シリーズは面白い。作者から「巨人伝説」収録に関するメッセージがあるけれど、そこまで違和感は感じなかった。「宗像の海」の八須さんはなぜか強烈に印象に残った、怖い。三女神は癒やし。「贄の木」は隠された歴史が重い。それでも読み進めてしまう、面白い。2013/10/01
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