銀のスプーン(17)

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銀のスプーン(17)

  • 著者名:小沢真理【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 講談社(2017/11発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065104538

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内容説明

ルカは母親とその新しい恋人・夏木繁樹との関係を受け入れ、律も含めた4人に団らんの時間が訪れるようになっていた。ある日、律の元に一通のメールが届く。それは高校時代の友人からの結婚式の誘いだった。旧友との再会の機会だが、どうやら招待客の中には高校の同級生で元ガールフレンド・夕子の存在もあり…。2人の道はふたたび、交わるのだろうか? 「おいしい」が繋ぐ家族の物語、感動の完結巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みやしん

22
家族の誰が欠けても成立しない家族の物語完結。良くも悪くも小さい頃の夢や人間関係が続くとは限らず、失う物と得る物も含め何処かで方向転換する現実が子供達それぞれに訪れる。実父があの後出て来ると違う話しになってしまうから仕方ない(見たいけど)のだろう。芸人以外、子供達の逆境もまたとっちらかずの終了は優しい物語に相応しい〆だ。弟がモサくなったけど、彼女はどうなった?全体のメインパーソンはお母さんである事は疑いようがないが、何気にサイキックス彼女がいいキャラをしていた。2020/03/27

美月0217

22
最後の2巻は早い勢いで進んでいってあれあれと思ったけど作者のあとがき?でそうだよね・・これ以上書くこともできるけど・・に納得。みんながみんなしあわせな終わり方でこちらの気持ちも幸せ。なんといってもサイキができちゃった婚それも公務員ってのに「おおっ!」でした。2017/11/20

みやび@夜649

15
最終巻。ようやく律にも光が当たって倉科さんと復活。なんとなく新しい彼女がいても良かった気もするんだけど…。調が彼女とどうなったのか語られてなかったな。皆家を出てしまい、1人残されるお母さんを思ってロス行きを悩んでいた律。でもお母さんは笑って背中を押し、ラストは「どこにいても律が頑張っていたらそれが1番の親孝行」と言う手紙で終わる…涙…。私は寂しくて笑ってこんなこと言えないだろうな~と思うと余計に感動して泣けてしまった。1日で一気に全冊読んでしまう面白さでした!2019/01/22

きなこ

13
夕子ちゃんと再会できてよかった。なんかさみしいけど、みんな大人になって行くんだね。とても良い作品だった。2018/01/07

小梅さん。

12
律が大きな選択をしたのが嬉しい。 自分ために、選んだ道だから。 それに、ルカも成長したし。 でも、1人、北海道に行ったきりで登場しないコがいたのは残念。 最後、ちょっと駆け足でエピソードをつなげた感じに思えてしまったのも、寂しい。 とはいえ、作者さんがおっしゃっているように、続けようと思えばいつまでも続けられるようなお話だから、結末のつけどころは難しいのだと思う。2017/11/20

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