銀のスプーン（８）

著者名：小沢真理【著】

講談社（2014/03発売）

• ISBN：9784063769166

内容説明

なんでもないごはんが、恋しいきみと食べるしあわせごはん！　あなたの心に灯をともすおうちごはんストーリー！　ルカが加わった早川家に、新しい春が来た。すれ違ってしまった律の恋だけが、置き去りにされたままで……。そんなある日、友人・優（すぐる）から聞いたあることがきっかけで再び、止まった時間が動き出す――！？　＜今回のレシピ＞●ブラックオリーブのかぼちゃグラタン●えびフライのソースいろいろ●ケバブ●揚げない酢豚●焼き鳥

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[まりもん]

ルカが徐々に律の家に馴染んでいっているようで安心。律がやっと倉科さんに告白してくれて良かった。２人が出会ってから付き合うことになるまで長かったなぁ。あとは斎木君の男磨き頑張って！

2013/12/13

[絳楸蘭]

律くんよかった〜。前巻でハラハラしたから安心したよ。ルカくんがうまく早川家に溶け込めたのは、お母さんはじめ子どもたちがいいからだよね。そして実母もちゃんと考えていたんだなぁと安心した。斎木が人間的に成長しようとしている〜!なのに予告で不安感が…。

2013/12/17

[アイアイ]

サイキックスの苦難のバイトを転々とした話が痛々しい。ルカが来た記念にオリーブの苗を植えて写真を撮る早川家。夢のようにキラキラした巻でした。ケバブ食べながら告白ってイケメンだから絵になるね・・！▽図書館

2016/08/25

[ネロ]

割と刊行ペースが早くて嬉しいこのシリーズです。今巻もよかったなぁ．．登場人物一人一人に変化と嬉しい成長がみられて心がほっこりします。なんてったてルカの可愛さったらもう！！よくもあんな環境で育ってきたのにこんな素直な子に育ちますね。彼が早川家に自分の居場所を見付けられて本当によかったです。みんなにとっての当たり前が彼にはこれまで与えられてこなかったから、これからの早川家での日常は毎日が輝いて見えるでしょうね。奏がすっかり落ち着いたいいお姉ちゃんになっててビックリです。守るべき存在ができると人は変わるんだなぁ

2013/12/21

[林檎]

しあわせってなんだろうね？きっと、自分が必要とされたい人、一緒にいたいと思う人が、同じように自分を必要とし、一緒にいてくれること。ルカは早川家にいたら、おいしいごはんをみんなで食べれて、みんながルカを優しく身守ってくれて、平和な毎日を暮らせると思う。でも、やっぱりママに会いたいよね。。。ルカの「ママもここんちのこどもだったらよかったのに」って心の声が切ない。そして律がついに夕子ちゃんと向き合う。一年越しの告白。泣けた。

2013/12/17