銀のスプーン(10)

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銀のスプーン(10)

  • 著者名:小沢真理【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 講談社(2014/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063770612

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内容説明

一時は早川(はやかわ)家の一員となるも母のもとへ戻ることになった、律(りつ)と血の繋がった弟・ルカ。ルカのいなくなった早川家には少しずつ変化が……? そしてそれは律の妹・カナの教室でも……!? ごはんでつながる家族と料理男子の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりもん

32
奏の学校生活もクラス替えによって大変なことに。ささいな一言が本当に怖いな。ルカの方も運動会に律一家が来ると聞いて行かないって言い出したママのこと気にしているんじゃないかな。ルカママも素直に行けばよいのに。そしてまたダメな男と付き合う流れに・・・ルカを手放しそうで不安。2014/09/13

絳楸蘭

25
学生時代の立ち位置確保は大変だよねぇ。共通の敵を作ることで安心して、しかもやっていることに然程罪悪感を感じることがなかったり…。仲間外れにしないとか、イジメをしないって教わってくるけど、いつの時代もなくならないのは人の性なのかなぁ。カナちゃんはいい大人になりそう。そしてそんなカナちゃんを支えてくれるP太が格好いい。ルカママに不穏な気配が。寂しさに負けちゃう気持ちはわからなくもないけど、目を醒まして〜。2014/09/24

さとまみ(コミックス&BL小説専用)

21
本筋とは別のサイキックとスグルンの話が好きだわ。カナ大変だったね。カナちゃん、ファイト!2017/06/24

ふくふく

17
電子書籍。奏にクラス替えの試練。辛いけど、浩太がいて良かった。この2人も真っ直ぐでいい子だな。ルカママに新たな恋、大丈夫かな~?ああ、焼きリンゴ食べたい。2016/01/03

イマビッチ

16
小さなコミュニティで起きる残酷な弱者への鉄槌。それが自分にまわってくるのを恐れ、更にエスカレートしてしまう…。カナちゃんが、そんなダークサイドに埋もれてしまわずに、相手を思いやるすごく良い子でホッとした。早川家のさすがな安定ぶり。自分の弱みを隠そうとする背伸び、ウソを繰り返しながらみんな大人になってゆくのね。そして大人になりきれないのはルカママ…。2014/12/26

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