内容説明
鎌倉で柊一たちを見つけた誠志郎は、耕作に怪我を負わせた裕樹と、御霊部の動向を探るべく彼らと合流した。だが、召喚獣(ムシュフシュ)をオサキに倒された裕樹の傷は深い。彼は誠志郎(ヤミブン)を拒否し、美也と帰ってしまう。その後、彼らが召喚できなくなったと知った誠志郎は、複雑な思いでそれを報告する。そんなとき、新たに仕事が舞い込んできた。行き先は箱根の美術館。誠志郎はそこで「不穏な視線」を感じて…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
46
奇妙な形で仕事を終えたヤミブンメンバーは、帰宅途中の鎌倉で柊一たちを見かけた。そんな彼らを見て取りみだす耕作に何かあると感じた克也は、誠志郎に彼らの動向を探るように言い渡し・・。シリーズ第10弾。いやはや。石鹸で遊んでいるオサキがカワイすぎ!オサキ好きにはたまらない1冊でした。それにしても早紀子は霊媒体質のようですね。ある意味妖怪アンテナといい勝負かもしれませんね(苦笑)彼女の苦難はまだまだ続きそうです。★★★2012/12/04
み
10
鎌倉殿の13人の影響で再読し始めた聖霊狩り(鎌倉編)の2冊目。今回出てくるのは、源実朝と公暁。隠れ銀杏って言うんだ…ここで連想するのが雪なのか…と鎌倉殿でも起こるだろう史実を想って感傷に浸る。他には北条時政や政子の名前が出てきたり、実朝の句が出てきたり、ラストは鎌倉武士の亡霊が土砂崩れの中から黄泉返りさながらの登場、で次巻へ続く。2022/10/02
chatnoir
8
今回もまだ鎌倉、横浜。カタイ人の家族が超ナンパってよくあるよね。飛鳥井祖父さんにも活躍して欲しいな。今度の敵さんの父とかかわりがあったみたいだし。それにしても、絵画から女性たちが抜け出て慰めるって壮観だろうなぁ。そして、何気に御霊部という存在、組織がピーンチ!昔は時の権力者とか超お金持ちとか庇護する人がいたのにねぇ。2021/07/01
月華
5
図書館 石鹸で遊ぶオサキがとても可愛らしいです。ヤミブンメンバー肉弾戦、でした。お掃除をする意外にまめな柊一は今回は出番少なめでした。2015/05/21
chie
4
早紀ちゃんは徹底的に霊に好まれる体質になっちゃいましたね。柊一や誠志郎が傍にいる間は大丈夫だけど、安内に戻っても引き続きだとどうするんだ?裕樹が乗り越えて召喚能力を取り戻せれば頼りになるけど、先は長そうだ。オサキの可愛らしさは今回も抜群でした!本当は無邪気だからこそ、おっかないんですがね。2015/10/05
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