内容説明
月留は夢を見ていた。弟王子を逃がしたことが発覚して、月の王の前にひきだされた兄王子・白藍の夢だ。王の手が兄の胸を突き刺した時、月留は自分の悲鳴で目をさました。家に帰る途中、瞳は白い服の青年に話しかけられた。青年は「きみが望む者――賢者。きみだけのための答えを示す者」と名乗り、白日夢のように姿を消す。一方、月留は月哉を呼び出し、月の王を倒す計画をもちかけるが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tom
13
見た目的には白藍が一番好き。二次元だったらイケメンは性格悪そうな方が悶える。加奈子のお節介が何気に絶妙。和志は女を見る目があるなぁ。2016/01/18
みとん
10
超久しぶりに再読。どのくらいかと言えば１０年くらい（笑）白の王子がどんなひとだたか忘れたけど、性格悪くなかったっけ？内容をすっぱり忘れているので、続きが気になってしょうがない！月哉と月留の兄弟関係がまだまだぎくしゃくですが、月留かわいいなぁ。耳としっぽが垂れている子犬にしか思えない（笑）月哉の性格の悪さはしばらく治りそうにない。っていうか、瞳に関して以外動こうとしないので、なんか微妙なヒーローになっている。今現在月留の方が人気高そうだ。2015/12/15
ｱｶﾂ04号
9
シリーズ3冊目。シリーズでこの表紙が一番好き。ただこの辺りから話が複雑になっていったと思う。読んでいるとなんとなく思い出すな…。白の王子と月の王暗殺を企て協力を仰ぐ月留と、平凡を望む月哉。そんな二人の知らない間に少しずつ事件に巻き込まれていく瞳。メイン二人の性格がはっきりしてるからか、月留の性格が不安定に見えるのは演出だっけ…？ 続き物らしく伏線を大量に残して次巻へ。家電とか公衆電話とか時代を感じる。(11/2-5)【2023-22】2023/11/05
naota
7
一応再読。カナちゃんグッジョブって言いたくなりました。かなり的確にアドバイスするし、月哉の事も瞳の事もよく観察して理解してる。彼女みたいな友人いるのは羨ましいななんて思いました。しかし白の兄王子は敵なのか味方なのか……。2013/11/24
Natsumi
4
図書館
